朝ドラ「虎に翼」でヒロインを演じている伊藤沙莉(いとうさいり)さん、演技力はもちろんですが、ハスキーな声が魅力的です。
声帯が特殊だということや、タバスコが好きなことも影響しているかもしれません。
伊藤沙莉さんのハスキーボイスの理由や、その声にまつわるエピソードを調べました。
- 伊藤沙莉のハスキーボイスは特殊な声帯の形のせい
- ハスキーな声はタバスコ好きの影響も?
- 女王の教室の子役時代から声で目立っていた
- 声がコンプレックスだった時期
- 低い声はいつから武器になったのか
これらについてみていきましょう。
伊藤沙莉のハスキーボイスは特殊な声帯が原因!
伊藤沙莉さんのハスキーボイスは生まれつきで、特殊な声帯のせいだということです。
「酒焼け?」などと聞かれることもありますが、お母さんにも確認済みで、産声からだと笑い話にしています。
2023年「徹子の部屋」に出演した時に明かしていたのが、声帯の形が特殊だということでした。
舞台の出演が続いてのどを痛めて病院に行った時、医師から、見たこのない声帯の形だと言われたそうです。
手術をしたら、声が枯れづらくなるけど、声質が変わってずっとすき通ったような様な声になるとも言われました。
この声で覚えてもらっているからと、悩んだ末に手術はやめたといいます。
確かに声が変わってしまったら、ちょっと残念ですよね。
ハスキーな声はタバスコ好きの影響も?
伊藤沙莉さんは、異常なタバスコ好きで、それがハスキーボイスの原因の一つではないかという声もあります。
物心ついた時から実家では辛い物を食べていて、韓国料理が多いと言っています。
2018年に沸騰ワード10に出演した時には、肉じゃがや海鮮丼にまでタバスコをかけ、チョコフォンデュのようなタバスコフォンデュまでやっていました。
ご飯にタバスコをかけて食べることもあります。
いじめのストレスがきっかけという話もあって、せつないですね。
伊藤沙莉のハスキーな声はいつから?
伊藤沙莉さんの子役時代、注目を集めたのが天海祐希さん主演の大ヒットドラマ「女王の教室」で、この時も、声の低い子として認識されていました。
気の強い役で、一時は志田未来さん演じる和美をいじめますが、次第に友情を取り戻していくという役でした。
もともと小柄な方ですが、小学5年生で6年生の役を演じるため、小さい印象がありましたね。
私は、この一つ前に出演したドラマ「みんな昔は子供だった」の時から、声の低い女の子だなと印象に残っていました。
伊藤沙莉は低い声がコンプレックスだった!
小学校6年生から中学校3年生ごろまでのあだ名が、売れない子役で、仲間に入れてくれないなどあったといいます。
また、ドラマでのいじめっ子のイメージから、何もしていないのに、いじめの主犯格に誤解されることもありました。
ひどい話です。
イメージにある恋する女の子の感情が自分の声だとうまく出せず、無理して高い声を出そうとすると、鼻にかかったぶりっ子の声になったりと、声が理由で落ち込むことが多かったといいます。
かわいいセリフが似合わないから、かわいい役が来ないと感じている時期もありました。
オムニバス映画「全員片思い」の最初のお話で、「MY NICKNAME is BUTATCHI」は、伊藤沙莉さんの声がぴったりだけど、ちゃんとせつない片思いの気持ちも伝わる素敵な映画です。
確かに恋愛ドラマのヒロイン的な役は少ないかもしれませんが、もっと複雑な役を演じていて素敵だと思います。
伊藤沙莉の低い声はいつから武器になったのか
自分が持っている、変えられないものを肯定してもらえると一気に武器になる瞬間で、もっといろんなところに挑戦してみようという思いになるので、役者としてもかなり大きな転機だったと振り返っています。
伊藤沙莉さんの特徴的なハスキーボイスで、2020年、「映像研に手を出すな」等でのアニメの声優、ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」等のナレーションに抜擢されます。
そして、いきものがかりの水野良樹さんのプロジェクトで、2021年10月、HIROBAに参加し「光る野原」を歌い、ミュージックステーションに出演もしました。
自分が本当にいらないと思っていたという声を、多くの方に声を肯定してもらえたことがありがたかったといいます。
CMの起用も増えていて、かわいい女の子の声ばかりの中で、伊藤沙莉さんのハスキーボイスが耳にひっかかって印象に残るということで増えているといいます。
まとめ
伊藤沙莉のハスキーボイスは声帯が特殊だからで、タバスコ好きも影響しているかもしれません。
- 伊藤沙莉さんのハスキーボイスは特殊な声帯の形のせいです。
- タバスコが好きで、普通では考えられない食べ方をしているので、ハスキーな声の原因の一つになっているかもしれません。
- 注目を集めた人気ドラマ・女王の教室の子役時代から声で目立ってました。
- 声のせいでいじめっ子の役が多く、学校では売れない子役と呼ばれ、いじめられることもあったといいます。
- 恋する女の子の感情が上手く出せないと感じていました。
- アニメの声優やナレーションの仕事で、声を肯定されたことが大きな転機となり、自分の武器だと思えるようになりました。
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