【たーたん】ドラマ中止理由は三上絵里子?「セクシー田中さん」問題が原因!

日本テレビ、小学館、そして三上絵理子プロデューサーというどこかで見た組み合わせで、制作されることが決まっていた漫画「たーたん」の実写ドラマ。

その制作が中止されることが発表されました。

今回は「たーたん」制作中止騒動について調べてみました。

この記事でわかる事
  • 【たーたん】のドラマが制作中止になった理由は?
  • 【たーたん】のプロデューサー三上絵里子は何者?
  • 【たーたん】の原作者は誰?
  • 【たーたん】の脚本家は誰?
目次

【たーたん】のドラマが制作中止になった理由は?

【たーたん】のドラマ化が中止された事には「セクシー田中さん」問題が大きく関係していたようです。

2月21日午前中に、メインスタッフ20人を集めて説明された【たーたん】制作中止の経緯は以下の通りです。

【たーたん】制作中止の経緯
  • たーたんの映像化は見送りになった
  • 小学館と日本テレビで協議がされた
  • 理由は「セクシー田中さん」の作者死亡問題が関係

【たーたん】は「セクシー田中さん」のドラマ化とは違うタイミングですでに始動していた企画のようです。

すでに脚本が書かれ、ロケハンや美術の打ち合わせも始まっていたようですし、クランクインも3月5日と決まっていました。

4月から放送予定のドラマですので、3月5日クランクインは遅すぎるくらいでしょう。

実際に「本来なら衣装合わせ、クランクインのタイミングを迎えている」とも言及されています。

3月5日というクランクインの日付が、そもそも「セクシー田中さん」の問題を受けて延期された結果だったという事のようです。

これは「メインスタッフに対する説明」ですので、当然ともいえるのですが、終始「スタッフに対する謝罪」が挟まるのが印象的でした。

「悔しい」が目につく女性プロデューサーの言葉

スタッフを集めて話したのは男女一人づつのプロデューサーだったようですが、特に女性プロデューサーの言葉には「悔しい」という言葉が目立ちました

制作中止になって悔しい

スタッフに対して申し訳なく悔しい

あとは【たーたん】に代わるドラマを急遽作らなければならなくなったことへの協力の要請や、「ぐち」とも取れそうな内容が続いています。

男性スタッフも「制作中止は原作者や小学館の意向ではないかと思っている」というような内容を話していましたので、原作者側に対しての不満を感じさせる印象でした。

「ドラマたーたん」はどうなるのか?

【たーたん】の実写ドラマは当分制作できないと考えているようです

その後、スタッフから出た「【たーさん】のドラマ企画はどうなるのか」という疑問への回答は以下でした

【たーさん】のドラマ企画はどうなるのか
  • このタイミングでの制作と放送は見送りたい
  • この作品がすぐにゼロになるという話ではない
  • すぐには制作できない可能性が高い

「希望的観測でスタッフを引っ張るわけにはいかないぐらいには期間があく」というような言及がありますので、当面【たーたん】の実写ドラマを制作するのは難しいと考えているようです。

ちなみにメインプロデューサーの三上絵里子さんは、この場にはいなかったということです。

メインプロデューサーが話すんじゃないんだ…


【たーたん】プロデューサー三上絵里子は何者?

Instagram

【たーたん】のメインプロデューサー三上絵里子さんは「セクシー田中さん」のメインプロデューサーをつとめていました

三上絵里子ののプロフィール
  • 職業:プロデューサー(日本テレビ)
  • 活動:2002年~

三上さんに関しては手掛けた作品以外の情報はあまりありません。

個人で活動してるわけじゃないからね

「セクシー田中さん」や【たーたん】以外にも、「ホタルノヒカリ」や「おせん」「いつかティファニーで朝食を」などの漫画原作ドラマを多く手掛けておられるようです

「セクシー田中さん」といえば原作改変や脚本に関する騒動や、原作者の突然の死というあまりにも残念な形で話題になっているドラマですが、三上さんは2008年にドラマ化した漫画原作作品「おせん」でも改変が話題になっていました

「おせん」の原作ヒロインは、かなり特徴的なビジュアルですが、ドラマではこうなっていました

日テレホームページ

ドラマで演じるのは女優さんですし、瓜二つというわけにいかないのはわかりますが、かなり雰囲気が変わっていることは間違いありません。

眼鏡さえかけてない!!

「セクシー田中さん」といい、原作改変をためらうタイプのプロデューサーではなさそうです。

【たーたん】の原作者は誰?

【たーたん】の原作者は西炯子さんです

西炯子のプロフィール
  • 生年月日:?年12月26日
  • 出身:鹿児島県
  • 最終学歴:都留文科大学国文科
  • デビュー:1986年(高校在学時)

西炯子さんはベテランの少女漫画家です。

今までに3つの作品が実写映画化されています。

【たーたん】は殺人の罪を犯して服役中の友人の娘を育てるために、童貞のまま父親になってしまった主人公と、義理の娘を中心に展開する物語です。「たーたん」という題名は娘が「父さん」とうまく発音できなかったままに、主人公を呼び続けている呼び名に由来します。

このタイミングでこの組み合わせの実写化は、作者としては複雑だよね

こちらの作品も「セクシー田中さん」と同じく連載中の作品です。

【たーたん】の脚本家は誰?

【たーたん】の脚本家は発表されていませんでした。

調べてはみましたが、現在のところはわかりません。

前期の「2月21日の説明」の中で「本も作り、日々、ロケハン、美打ち(美術打ち合わせ)も進めてクランクインに向けて邁進してきた…」とありますので、すでに脚本のうちのいくらかが書かれていたのは間違いないと思います。

 原作改変はあった?

その脚本の中にはすでに原作から改変された場所があったようです。

原作では2巻にあたる部分のようですから、ドラマの中でも早いうちに出てくるシーンなのではないでしょうか

主人公の義理の娘の母を名乗った女性が嘘を暴かれ、歩道橋から飛び降りようとするシーンがあるのですが、この女性が女優志望から漫画家へと改変されていました。

改変された女性が飛び降りようとするまでの経緯
  • 主人公の娘がテレビの街頭インタビューで「お母さん」に呼びかける
  • お母さんを名乗る女性が報道陣を引き連れて現れる
  • 女性が主人公を誘惑する
  • 主人公が女性の嘘を暴く
  • 泣きながら家を出た女性は歩道橋から飛び降りようとする

女性は女優志望で、街頭インタビューで叫ぶ主人公の娘を見て利用することを思いついたようです。「有名になれなくても、取り入って家族になれるかもしれない」と思っていたと言いますから、もう夢見ることに疲れていたのかもしれません。

この女性が「女優志望」から「漫画家」にかわるのは、キャラクターのイメージとして大きな改変のように思います。

そもそもなぜ変えようと思ったのか…

原作を実写化するにあたって、本当にこれは必要な改変だったのでしょうか

ちなみに「漫画家が飛び降り」という現在の状況では刺激的すぎる改変でしたので、制作中止が決まるまでに変更されていたようです。

まとめ

  • 【たーたん】の実写ドラマ化は「セクシー田中さん」と同じ小学館、日本テレビ、三上絵里子のタッグで制作されるはずだった
  • 【たーたん】は「セクシー田中さん」騒動のあおりを受けて制作中止となった
  • 【たーたん】は西炯子の漫画
  • 【たーたん】の脚本にはすでに原作が改変された箇所があった。
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