2023年7月25日の「ザ!世界仰天ニュース」で<なぜ若者は騙されたのかマインドコントロールSP>としてオウム真理教を取り上げます。
教祖の麻原彰晃は、修行と称して様々なことを信者にやらせていました。
その中に、性的修行というものがあります。麻原彰晃の性的修行とはなんなのか、またそれに伴い教団内で起きていた衝撃の事態とはなんだったのかについてまとめることにしました。
- 麻原彰晃の性的修行とは?
- ダーキニーについて
- 麻原彰晃の女性の好み
- 性的修行に伴い教団内で起きていた衝撃の事態とは?
今回はオウム真理教の麻原彰晃の性的修行についてまとめます。
麻原彰晃の性的修行とは?
麻原彰晃の性的修行とは、麻原彰晃が気に入った女性と性行為を行うことです。
麻原彰晃は、女性信者から自分で選び、愛人にしていました。
この愛人たちをダーキニーと呼びます。
教団では、出家者には「不邪淫」という戒律があり、男女交際や性行為、オナニーが禁止されていました。
また夫婦でも出家したら一緒に住むことは禁止されました。
しかし麻原彰晃は最終解脱者なので、戒律の上をいく存在であるため構わないという自分に都合のいいことを言っていました。
麻原は自分のことを「徳川家光の生まれ変わり」と言っており、大奥制度を確立した家光の生まれ変わりなのだからハーレムを持って当然であるという理屈でした。
また、宗教的な理由として次のことを言っていました。
- 若い女性を高い次元に導いてやるために、左道タントライニシエーション(性行為)を最終解脱者の義務として果たさなければならない
- 一般人はカルマが強いので子孫を残すべきではない
これ、若い女性って言ってるところが思い切り凡人だと思えます。
これがどんな人相手でもなら、宗教的理由と言われれば、そうなのかと思えますが、若い女性じゃないとダメなところが全然最終解脱者とかいうものじゃないだろうと感じます。
こんな人に騙されてしまった人たちが大勢いるのは、どうしてなのか本当に不明です。
ダーキニーについて
麻原彰晃の愛人であるダーキニーというのは、33人以上いて、ホーリーネームにダーキニーというのが入っている人が多かったのだそうです。
彼女たちは富士山総本部の第一サティアンと上九一色村の第二サティアンに住んでいました。
そして麻原が電話連絡するとその女性が麻原のところへやってくるという仕組みでした。
麻原は大浴場や40畳もある部屋で性行為を行うのが好きだったということです。
ダーキニーの選出方法
- オウム真理教入信時に写真を撮る。その写真を麻原の元に持って行き、気に入った女性を選ぶ
- 選ばれた女性が本部に呼び出されて麻原と村井秀夫が面接した。(村井秀夫:暴力団に刺され死亡)
- その中から選ばれた女性は麻原によって「左道タントライニシエーション」(性行為)を受ける。この際、処女だった場合、ダーキニーになることができる。
ダーキニーの特権
ダーキニーになると、次のような特権がありました。
教団内で高い礼遇を受ける
運転手付きの車に乗る権利
私服を購入し着用できる
作り立ての食品を食べることができる権利
麻原の故郷熊本の名産品であるメロンを下げ渡してもらって食べることができる
麻原彰晃の女性の好み
15歳から25歳までの女性信者
処女に固執
長髪の女性
麻原が長髪の女性が好みだったため、ダーキニーになりたくない女性は短髪にしていたそうです。15歳とか、これって違法ですよね。その辺にいるおじさんと同じ感じです。
性的修行に伴い教団内で起きていた衝撃の事態とは?
「不邪淫」を破り男女交際したり、性行為、オナニーをしたものには、罰則がありました。
首輪をつけられる
手足を鎖で繋がれる
残飯を食べさせられる
この結果、破門されるということです。
麻原はオウムをはじめた頃は、性的修行として信者にオナニーさせ、最終的には異性と性行為を行うということをやらせていました。
しかし、それを続けると処女がいなくなってしまうことに気づいたのか、この性的修行は取りやめとなり、井上嘉浩(2018年7月死刑)に「未成年で美人」な女性を集めさせていたそうです。
そのため、幹部になり愛人を持ってもいい正大師(一夫多妻可)になるか、正悟師(妻一人可)にならない限り性的修行とは欲を断ち切ることでした。
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まとめ
オウム真理教の麻原彰晃が行った性的修行について調べました。
- 性的修行とは性行為を行うことである。
- ダーキニーと呼ばれる麻原彰晃の愛人が33人以上いた。
- 一般の出家信者には「不邪淫」という戒律があり、男女交際、性行為、オナニーは禁止となっている。
- 戒律を破ると首輪、手足を鎖で繋がれ、残飯を食べさせられて破門される。
- 麻原は処女の若い女性(特に未成年)に固執した。
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