「世にも奇妙な物語’24夏の特別編」で「友引村」が放送されることが発表されました。
今回はこの「友引村」について調べました。
- 「友引村」は原作ナシ
- 「友引村」のあらすじ
- 「友引村」のネタバレ・結末
- キャストのコメント
「友引村」は原作ナシ
友引村はオリジナルドラマですので、物語を作ったのは脚本の遠藤大輔さんという事になります。
- 生年月日:不明
- 出身地:不明(富良野塾22期生)
- 受賞歴
第31回フジテレビヤングシナリオ大賞佳作
第10回南のシナリオ大賞福岡県知事賞
第13回北のシナリオ大賞佳作
遠藤大輔さんは【en-spot】という劇団を主宰しています。
「友引村」のあらすじ
東京の大学に通う藤崎凛、高橋壮真、日比野ヤマトは仲の良い友人同士。
ある日凛と壮人にヤマトがなくなったという連絡が入り、2人は葬儀に参列するためにヤマトの故郷へと向かう。
いきなり友達が亡くなるってこと?
ヤマトが生まれ育ったのは山奥にある「友引村」という村だった。
友引村では奇妙な慣習に従って独特な葬儀がとり行われており、2人は圧倒される。
ヤマトの母に顔を見てやってほしいと声を掛けられ、壮人はヤマトに対面するが、凛はその場を離れてしまう。
実は凛にはヤマトにまつわる秘密を抱えていた。
「友引」ってどういうこと?
この作品では「友引」は村の名前ですが、普通は六曜の一つを指します。
六曜:先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の順で6日で一回りする。中国発祥と考えられ、日の吉凶を決めるのに使われている
友引は元々は勝負事などが「引き分けになる日」の意味でしたが、現在では「友を引き寄せる日」として吉事には良い日とされています。
半面「友を引き寄せる」ため、葬儀などには良くない日とされることが多いです。
厳密には正午のみ凶で、午前、午後共に吉の日だとされています。
正午だけは避けろってこと?
果たしてこの続きはどうなるのか、ドラマ放送後にネタバレと結末を追記します!
「人類の宝」のネタバレと結末
ここからは「友引村」のネタバレと結末を紹介します。
友引人形を作るよう迫る村人たち
ヤマトの葬儀で出された食べ物は全て黒い不気味なものでした。
ヤマトの知り合いの山田は友引人形を作るように凛と荘真に頼んできます。
友引人形は死者を送り出すために作る風習があることを、二人は村の入口で山田から聞かされていました。
ヤマトの母親も人形を作ることと、葬儀に最後まで参加してほしいことを二人に頼みます。
母親によると、勉強熱心だったヤマトはこの村の伝統を継ぐべく村の風習を学びノートにまとめていたとのこと。
二人は最後まで葬儀に出ることと、人形を作ることを決めました。
母親は残っていたヤマトの作りかけの人形を使うよう二人に伝えます。
凛はヤマトを振っていた
凛と荘真は部屋で休んでいました。
ヤマトのことを思い出す凛は、かつてヤマトから結婚を前提にした交際を告白されたもののそれを断っていました。
「断っちゃだめ。俺はそのために東京に来た」と言うヤマトを無視してその場から去る凛。
その出来事を荘真は知らぬまま、二人は友引人形を作っていました。
その時窓の外から村人たちが見張っていることに二人は気づきます。
危険を感じた二人は、ヤマトのノートから村の秘密を調べることにします。
友引人形の秘密
ヤマトのノートから友引人形は名前を書くと、死後の世界に一緒に連れて行くことができるものであると二人は知ります。
道連れにされることを恐れた二人は村から逃げ出そうとしますが、村人に捕まり物置に閉じ込められてしまいました。
その状況の中で、凛はヤマトの告白を断ったことを荘真に話します。
そのせいでヤマトが死んだのではと苦しむ凛を荘真は優しく励ましました。
なんとか逃げ出した二人ですが、途中で荘真が苦しみだします。その頃ヤマトの棺は人形を入れられ焼かれていました。
そして凛も追ってきたヤマトの父に刺されてしまいました。
本当の恐怖
凛が目を覚ますと、そこはヤマトの家でした。
やってきた母親の手にはヤマトの遺骨があり、凛に火葬が終わったことを知らせます。
その直後、友引人形を焼くと逆さ事が起こるという言葉を凛に伝えました。
そして凛の隣で寝ていた荘真が目を覚ますと「藤崎さん」と凛を呼びます。それはヤマトが凛を呼ぶ時の呼び方でした。
友引人形が焼かれたことで荘真の魂が死後の世界に送られ、代わりにヤマトの魂が荘真の体に宿っていたのです。
凛は逃げることもできないまま、この事実に呆然となるのでした。
キャストのコメント
「友引村」のキャストは以下のようになっています。
- 藤崎凛:原菜乃華
- 高橋壮人:水沢林太郎
- 日比谷ヤマト:丈太郎
原菜乃華のコメント
主演の原菜乃華さんはじつはホラーが苦手だそうで、脚本を読んだときは「映像じゃなくて文字だけで見ても、こんなにしっかり怖いんだな」と思ったそうです。
原さんは「友引村」の魅力について以下のように語っておられました。
”村”です(笑)‼お化けが怖いとかそういうものじゃなくて、人とかコミュニティー集団が怖いというのがなんか一番怖いんじゃないかと思うような作品です
フジテレビ「友引村」インタビュー
そんなに怖い「村」ってこと?
そろそろ強くなってきた暑さを吹き飛ばしてくれるような怖い作品なのか楽しみです。
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まとめ
- 「世にも奇妙な物語’24夏の特別編」で放送される「友引村」はオリジナルストーリーです。
- 脚本は遠藤大輔が手掛けています。
- 友引は元々は勝負事などが「引き分けになる日」の意味だが、現在では「友を引き寄せる日」として用いられる。
- 主演は原菜乃華さん。
- 「友引村」はホラーというより村の集団コミュニティーに恐怖を感じる作品となっている。
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