2023年7月20日の「奇跡体験!アンビリバボー」で、体重470kgの殺人犯ハーフトンキラーを取り上げます。
彼女は一時期世界で最も体重の重い女性でした。
そして甥の殺人を自供して、逮捕されましたが、それから色々起きています。
ハーフトンキラーの画像や現在どうしているのか?事件の真相を徹底解説します。
- ハーフトンキラー殺人事件とは?
- ハーフトンキラーの減量について
- ハーフトンキラーの現在は?
今回はハーフトンキラーについて調べます。
ハーフトンキラー殺人事件とは?
事件が起きた日:2008年3月18日
起きた場所:テキサス、ラ・ホヤ
被害者:エリセオ・ロザレスJr
犯人:ジェイミー・リー・ロザレス
2008年3月18日、テキサスのラ・ホヤで、2歳のエリセオ・ロザレスジュニアが重度の頭部外傷と呼吸困難のため病院に緊急搬送され、その後死亡しました。
叔母のマイラ・リズ・アナローザ・ロザレスがエリセオを抱き上げようとして右手が滑って甥が転落し、誤って甥を押し潰したと話したため、殺人容疑で逮捕されました。
【マイラ・リズ・アナローザ・ロザレスの当時の画像】
マイラは当時、世界で1番体重が重い女性で、470kgあり、すでに2年間寝たきりでした。
そのため彼女を拘置所や警察に搬送していくことも難しく、拘置所には彼女が入る場所がなかったため、自宅で過ごして良いことになりました。
また母親のジェイミー・リーは、以前から児童相談所にマイラに子供たちを預けないことを約束させられていました。マイラがその体重のため、子供たちの世話ができないことからでした。
そのため、ジェイミー・リーは寝たきりの叔母に息子を預けたとして傷害罪で起訴されました。
解剖所見によると、エリセオの怪我は頭蓋骨に複数の骨折が見つかり、外傷と一致しました。その怪我は1ヶ月前に受けたものでした。
そして体重の重さで頭の怪我はいくつも起こらないなど、犯人がマイラではないのではという疑いが出てきました。
マイラの話は二転三転し、裁判中に妹がエリセオの頭を叩いたり子供を虐待していたことを告白しました。
マイラは自分の体重の重さから人生が嫌になり、死刑判決を受けても誰にも迷惑はかからないと思って罪を被っていました。
ジェイミー・リーはテキサスからメキシコに逃げて数ヶ月過ごしましたが、私立探偵が彼女を追いかけて見つけ出し、テキサスに戻り逮捕されました。
私立探偵の方が警察より仕事してるじゃん!
母親の判決
2008年3月18日に、エリセオの母親ジェイミー・リー・ロザレス(当時22歳)は、子供の傷害致死のため懲役15年の判決を受け、テキサスのミュレイ刑務所に収監されました。
釈放されるのは2025年といわれています。
ハーフトンキラーの減量について
ハーフトンキラーと言われるマイラ・ロザレス(現在42歳)は、事件当時のメディアや世間からの注目を浴びていましたが、なるべくそれを避けていました。
しかし、妹のジェイミー・リーが逮捕されると、ジェイミー・リーの子供たちには両親がいなくなったため、マイヤは子供たちを引き取って面倒見たいという意思を発信しました。
そのために体重を減らさないと子供の親権が取れないことからまず体重を減らすことを目標にしました。
世間からはいくつも体重減量への協力を申し出られ、彼女はテレビ局と契約し体重を減らすドキュメンタリーに出演しました。
【テレビの体重減量ドキュメンタリーの一コマ】
ヒューストンクリニックに入院し、減量をユナン・ナウザラダン医師の指導のもと行ない、その結果、370kg体重を減らし100キロになり、子供たちを引き取ることができました。
ハーフトンキラーの現在は?
- 6回の手術(腫瘍の撤去、脂肪の削除)
- 胃バイパス手術
- 高タンパクダイエット
マイラの体重減量ドキュメンタリー「ハーフトンキラー?」はアメリカだけでなく、イギリスでも放送されました。
彼女は糖尿病にもならず、コレステロールも高くなく、高血圧でもない健康状態ということです。
2016年にマイラはカルロス・デ・ラロサと結婚し、現在テキサス州サリバンシティで静かな生活を送っているということです。
まとめ
ハーフトンキラーと呼ばれた世界一体重が重かった女性について調べました。
- マイラ・ロザレスは、2歳の甥エリセオを体重で押し潰したと自白して逮捕された
- 実際は妹のジェイミー・リーが子供を虐待し死なせたことがわかり無罪となる
- 孤児となったジェイミー・リーの子供たちを引き取るため、体重を300kg減らす
- 子供を引き取り、現在は結婚し静かな生活を送っている
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