2023年4月12日の「ワールド極限ミステリー」で、事件から27年経ったジョンベネ事件が取り上げられます。
この番組では、ジョンベネ事件の真犯人が複数犯であることを話すようです。
この複数の真犯人というのはどういうことなのか、過去疑われた兄は無実なのかその真相を探りたいと思います。
- ジョンベネ事件とは?
- ジョンベネ事件の真犯人は複数犯?
- ジョンベネ事件の兄は無実?
- 犯人が捕まらないわけ
- 現在アメリカで有力と言われている説を紹介
今回はジョンベネ事件について調べます。
ジョンベネ事件とは?
1996年12月26日、コロラド州ボールダーで、6歳になるジョンベネ・ラムジーが死体で見つかりました。
クリスマスの翌朝5時半ごろに、母親のパッツィがコーヒーをいれるため台所に行くと、手紙があり、
そこには身代金要求が書かれていました。1800万円要求されていました。
その手紙は2ページ以上の長いもので、母親のパッツィはジョンベネがいないことに気づき、警察に連絡しました。
最初の捜査はどうなった?
警察は誘拐事件と考え、ジョンベネの部屋のみ封鎖しまし、捜査を進めた結果、
警察は身代金請求の手紙は母親が書いたと思い込んでいました。
しかし、
そして父親のジョンがお金を用意し始めたものの、犯人からの連絡はありませんでした。
警察はジョンベネを見つけることができませんでしたが、ジョン(父親)が地下でジョンベネの遺体を発見しました。
警察は犯人がラムジーの一家の誰かであるとして、捜査をしていました。
以降1500人以上を捜査しましたが、いまだに犯人は見つかっていません。
ジョンベネ事件の真犯人は複数犯?
ジョンベネ事件の真犯人が複数犯という情報は3つのDNAと3つの足跡から操作されました!
最新のDNA鑑定によってジョンベネから新しいDNAが3つ確認されました。
また、足跡も3つ発見されており、複数犯説が最新情報として公開されています。
詳しい内容はアメリカでも正確に紹介されていません。引き続き確認されたら追記します!
ジョンベネ事件の兄は無実?
結論から話すと兄は無実です!
- ジョンベネ事件の真相が分からず兄が疑われる
- 2016年にCBSテレビが兄が怪しいという番組を放送された。
- 犯人がスタンガンでジョンベネを脅した事が発覚。
- 兄は自分の無実を証明!
- 兄は殺人容疑を掛けたCBS組のプロデューサーを相手取り750億円の訴訟
- 2019年に100億程度で和解している
お兄さん辛かったろうな・・・(涙)
1996年12月26日にジョンベネ事件は起こりました。
当時、この事件では兄(バーク)が犯人と疑われました。
ジョンベネ事件は、彼女を誘拐しようとして来た犯人がスタンガンを持ってジョンベネを脅したことがわかっています。
当時の証拠からは兄が犯人となるものは見つからず疑われるはずがありませんでした。
じゃあなぜ兄のバークは犯人と言われたの?
ジョンベネの兄は2016年にCBSテレビが兄が怪しいという番組を放送した事が切っ掛けで全米中から疑いの目を向けられました。
無実が発覚した兄はCBSとその番組のプロデューサーを相手取り750億円の訴訟を起こしました。
2019年に100億くらいで和解したとされており、どのようにして金額が決定したのかは不明です。
これによって、兄のバークは全米で大きな注目を集めました!
犯人が捕まらないわけ
犯人逮捕に至らなかった理由は、コロラド・ボールダー警察が捜査当初からラムジーの一家が起こした犯罪だと思い込み、証拠のDNAなどを無視して来たからです。
- 当時の警察署長がラムジー一家が犯人と主張
- 採取されたDNA結果を無視
- 証拠を全て無視
いったいどういう事が起きていた?
ジョンベネ事件当初、1人の刑事が事件発覚から1年半後に警察を辞めて独自に調査を始めています。
理由は「証拠を無視していてラムジーの一家が犯人だと決めつけているから捕まらない」と考えていたからです。
その刑事の名前はルー・スミット!
刑事ドラマみたいになってきた!
ルー・スミットは2010年に亡くなっていますが、彼の友人でテキサスの刑事だったジョン・アンダーソンが捜査を引き継ぎ、スミットの孫たちも捜査に加わって現在でも捜査は続いています。
コロラドのボールダー警察は、2008年までラムジーの一家を容疑者から外していませんでしたが、
1997年にジョンベネの指から取ったDNAと服についていたDNAが家族と一致せず、一家を捜査線から外しました。
当時の警察署長は最後までラムジーの一家が犯人だと思い込み、警察署長は辞める時にも、ラムジー一家が犯人だと主張していました。
再調査すべきだ・・・!
ジョンベネの父親のジョンと、支援者は、コロラド知事に対して新しいテクニックを使ってDNA調査をしてほしいという要請をここのところ数年していました。
【DNAの分析結果1997年】
この結果、2022年9月にはコールドケースだったジョンベネ事件を、部署でもう一度見直すことになりました。
再捜査が始まる事によって、警察署の捜査官のトップなど5人が免職にななったと公開されています。
彼らの経歴も抹消されたと言うことなので、何かしら不祥事があったと予測できます!
当時、ジョンベネの父親のジョンが他の捜査機関に証拠を渡して再調査させた方がいいのではないかという意見に同意せざるを得ない感じがします。
もう一度事件の調査をやり直すことになり、様々な機関と協力して再調査を開始しました。
現在アメリカで有力と言われている説を紹介
今まで家政婦説や母親が犯人説など色々な噂が出ていましたが、これらの説は違う事がDNA鑑定からわかりました。
さらに、自分で犯人だと言い出していた児童性犯罪者のジョン・カーもDNAが一致せず消されます。
ほとんど一般から疑われていた人間はDNAで消されたので、残っている疑わしい人は15人くらいだということです。
かなり絞り込めてきている!
現在、ジョンベネの父親のジョンの会社で働いていた従業員が疑わしいと言われています。
これは犯人が1800万円とジョンベネを引き換えろと書いた手紙が地下にジョンベネと共に残されていましたが、
その金額がジョンがもらったボーナスの額と同じで、その金額がわかっていた人が犯人ではないかと疑われているからです。
しかし、すでに27年近く経っているため、死んでしまった人も多く、今後どうなるのかはわかっていません。
【当時ラムジー一家が住んでいたコロラドの家】
すぐにDNAで調査をしなかったボールダー警察署は、流石に反省だけでは済まないと思います。
すでに免職されている人もいますが、最終的に事件が解決された時は、元の署長などには何か罰が与えられるのだろうかと思っています。
2008年にボールダー警察は父親に対して、謝罪の手紙を送っている
ジョンが「今更もう人生はやり直しできないから同じことだ」と説明しており、
家族全員が疑われて、今もまだ疑っている人がいるような状態なのは、警察が無実の人間を犯人扱いして人生を狂わせてしまいました。
彼らは大金持ちだったからまだ生活に苦労はしませんでしたが、これが普通の生活レベルの人だったら仕事も失い酷い目にあったことでしょう。
なぜDNAの結果が出てすぐに両親や兄をクリアしなかったのか、異常だと思います。
まとめ
今回はジョンベネ事件について現在の捜査状況を調べました。
- 警察はDNAなど証拠を無視してラムジー一家に犯人がいると決め込んでいた
- 1997年にDNAの結果が出て、ラムジー一家は全員クリアされている(しかし警察は疑っていた)
- 昨年事件の見直しが行われ、捜査に当たっていた上部の人間たちが懲戒免職になった
- 新しく操作をし直すことに決定した
コメント