2023年11月11日に【世にも奇妙な物語2023】秋が放送されました。
放送される4つの作品のうちのひとつが、「地獄で冤罪」という作品です。
この「地獄で冤罪」のネタバレや原作、結末などを解説します。
- 【世にも奇妙な物語2023】地獄で冤罪のネタバレ
- 【世にも奇妙な物語2023】地獄で冤罪の原作は?
- 【世にも奇妙な物語2023】脚本家・辻野正樹を紹介
- 【世にも奇妙な物語2023】地獄で冤罪の結末は?
- 【世にも奇妙な物語2023】地獄で冤罪の出演者は?
- 【世にも奇妙な物語2023】地獄で冤罪の感想
今回は【世にも奇妙な物語2023】地獄で冤罪についてまとめます。
【世にも奇妙な物語2023】地獄で冤罪のネタバレと結末
冤罪なのに死刑になった三雲一郎が、死んでからも地獄で行われる裁判で有罪になりそうなので現世に戻り弁護士の山根航平に弁護を依頼する。
死んでからも有罪になるとずっと地獄で苦しまなければならないからと、両親を呼んで証人尋問をやってくれと頼む。
両親に会った山根は、本当の犯人は刺青をしていることや、犯人の顔を知ることになる。
後を追いかけると、ある建物に入っていく。
中に入ると血の付いたドアがあり、真犯人は久しぶりだと言うが、山根は何も思い出せない。
翌日、山根はニュースを見て犯人がピンと来たはずであるのに、忙しすぎて忘れており、警察に話さなかった。
また、ニュースで冤罪により誤った犯人が逮捕されたことを見た時も、仕事が忙しくて警察に知らせなかった。
山根は自分は悪くないと許しを請うが、真犯人だと思っていた男は、実は地獄の裁判官であり、これは山根の裁判であったのだ。
そう、山根は真犯人に口止めのために既に殺されていたのだ。
記憶のない山根に思い出されるため、弁護依頼のふりをしていた三雲は既に天国へと行っていた。
法律では、これは罪にならないと訴える山根に対して、地獄の裁判官は「何もしないことは罪だ」と言い、山根は有罪判決を受け、地獄へ行くのであった。
地獄の扉からは、助けてくれ、俺は悪くないという声が聞こえていた…。
【世にも奇妙な物語2023】地獄で冤罪の原作は?
「地獄で冤罪」には原作がありません。
これは脚本家の辻野正樹さんの作品です。
普通脚本というのは、作品が出来上がるまでに5、6回手直しするそうですが、この作品は11回手直ししたということです。
それだけ制作側の意気込みがすごかったのだそうです。
次に、この脚本家・辻野正樹さんについて紹介します。
【世にも奇妙な物語2023】脚本家・辻野正樹を紹介
名前:辻野正樹(つじの まさき)
年齢:55歳
生年月日:1968年7月216日
出身地:滋賀県大津市
過去の代表作:「勝手にノスタルジー」「勝手恋の身代金」「河童の女」「闇から届く恐怖の物語」
元々は舞台の脚本家さんのようです。それに、ホラーものを多く書いているようです。
作品がホラーもので、得意ということなので、どんなホラーが楽しめるのか期待していました。
【世にも奇妙な物語2023】地獄で冤罪の出演者は?
山根航平役 : 北村一輝
三雲一郎(声)役 : 花江夏樹
長沼拓也役 : 鈴之助
実際に出演されるのは2人だけで、もう一人は声だけの出演となるため、演じる俳優さんは大変だろうと思いますね。
そんな主演の弁護士を演じる北村一輝さんのコメントが次のように出ています。
【北村一輝のコメント】
*本作への出演について :ホラー色のあるストーリーで呼んでいただき、“世にも奇妙な物語”の醍醐味を味わえる作品だとワクワクしました。
* 脚本について:展開が巧妙かつ、メッセージ性もあり面白く読み進めました。
*視聴者へのメッセージ:世の中へのメッセージが含まれている、見終わったあと“ハッと”させられるような作品です。その辺りも楽しみにご覧ください。
北村一輝さんは、2016年の「車中の出来事」以来7年ぶりの【世にも奇妙な物語】出演になります。
演出の松木創さんによると、北村さんは長時間のディスカッションを厭わず、ギリギリまでさまざまな可能性を探り続ける素晴らしい俳優だったと話されています。
【世にも奇妙な物語2023】地獄で冤罪の感想
まずこの話で怖いのは、無実なのに死刑になっているというところです。
証拠の映像まであったのに、なぜ冤罪が起きてしまったのかについては、少し突っ込みたくなりましたが、それが山根のせいということなのでしょう。
主演の北村一輝さんが話していた作品に込められたメッセージというのは、「何もしないことも罪」でしたね。
それにしても、途中からこれは山根の裁判です、という展開については私もすっかり騙されておりました。
少しホラー感のあるストーリーということで、ホラーが苦手な私はドキドキしていましたが、メッセージ性やストーリーがしっかり組まれていて、かなり良かったと思いました!
最後に、山根以外の声もドアから聞こえてきたのも、”何もしない人”がいかに多いのかについて訴えているように感じ、考えさせられる内容でした。
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まとめ
【世にも奇妙な物語2023秋】で放送される作品「地獄で冤罪」についてまとめました。
- 「地獄で冤罪」には原作はなく、脚本家の辻野正樹さんの作品である。
- 辻野正樹さんは元々は舞台の脚本家で、ホラー系を得意にしている。
- 「地獄で冤罪」は少しホラー色のある作品である。
- 出演者は北村一輝と鈴之助、あとは声の出演で花江夏樹が出演する。
- 「地獄で冤罪」は冤罪で死刑になった三雲三郎が地獄でも裁判を受けることになり、その際有罪になるとずっと地獄にいなければならないことで現世界の弁護士山根航平に弁護を依頼する始まりであった。
- ネタバレは、本当は山根の地獄の裁判であるという展開だった。
- 結末は、”何もしなかった”山根は有罪となり、地獄へ送られる。
- 「何もしないことは罪」だというメッセージ性が込められている作品であった。
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