【アンチヒーロー】の第3話で主人公・明墨はクラブ近くの路地で起こった傷害事件を担当します。
政治家の息子が被告人として起訴され、その調査の中で明墨と赤峰は対立します。しかし明墨の心には隠された真意がありました。
この記事では【アンチヒーロー】の第3話のあらすじ・ネタバレや「明墨が敗北した真意は?」という部分の考察、残された謎を紹介していこうと思います。
- アンチヒーロー第3話のあらすじ
- 明墨が敗北した真意の考察
- 第3話で残った疑問点
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アンチヒーロー:3話「過去」のあらすじ
傷害事件を起こした富田正一郎は過去にも事件を起こしており、赤峰がその事件を担当していました。
しかしその事件は父親の富田議員が金の力でもみ消し、代わりに無罪の人間が罪をかぶることになったと赤峰は主張します。
そんな赤峰に対し明墨は、冤罪が生まれたのは弁護士である赤峰の責任であると厳しく言及します。
- 明墨は被害者の工藤を追い詰める。
- 赤峰は過去に被告人の富田の事件を担当していた。
- 事件を巡って明墨と赤峰は対立する。
- 明墨はドライブレコーダーの映像を赤峰に見せる。
- 検察が公開した映像により、明墨は敗北する。
第2回公判
被害者の工藤弘和と富田は事件直前に口論しているところを目撃されていました。
明墨は工藤に、事件の時に犯人の顔がハッキリ見えていたか質問します。工藤はクラブのライトがあったため見えていたと主張します。
これに対し明墨は事件当時、ライトは壊れていたというクラブ店長の証言を得ていることを主張しました。
さらに再現映像を使い、工藤が証言する犯人のパーカーの色の主張も崩し工藤を追い詰めていきます。
赤峰の過去
赤嶺は明墨に「先生はまた犯罪者を無実にするんですか?」と詰め寄ります。
富田が過去に起こした傷害事件を赤峰が担当していました。しかしその事件では、無実の人間である松永理人が有罪判決を受けます。
それは父親である富田議員が、金の力を使って事件をもみ消していたためでした。
出所しコンビニで働く松永を赤峰はたびたび訪ねていましたが、松永は取り合おうとしません。
対立する明墨と赤峰
父親が金の力で証言を変えさせたのではという赤峰に、明墨は赤峰の主張は仮説ではなく妄想であると厳しく突き放します。
納得できないならこの事件を降りても構わないと明墨は赤峰に伝えますが、赤峰は降りないと伝えました。
そして赤峰は富田の有罪を証明する新たな証拠を探すために行動を開始します。
新しい証拠ドライブレコーダーを発見
調査の中で赤峰は事件当夜、現場の近くに止まっていた車のドライブレコーダーに目をつけます。
車の持ち主を訪ねると、明墨が先にドライブレコーダーの映像を回収していたことを知ります。
赤峰が明墨から見せられた映像の中には、犯行時刻23時45分に友人である木田の車に乗り込む富田が映っていました。
明墨の考える事件のストーリー
明墨は映像により第一発見者の山野辺の証言が崩れ、実際は工藤を嫌っていた山野辺が犯行を行ったと赤峰に主張します。
富田が犯人という前提で行動する赤峰に、この視点で事件を考えたかと明墨は問いかけました。
そして個人的な恨みから客観的な事実を見ずに動く赤峰を「君がやっていることは犯罪者と何も変わらない」と厳しく突き放します。
食い違う時間
第3回公判が始まり、検察側の緑川検事が木田への尋問を行いました。23時45分に富田を車に乗せたと木田は主張します。
そこで緑川は新たに映像を提出しました。それは明墨が入手したのと同じものでしたが、時間は23時48分となっていました。
さらに富田議員の秘書が、車の持ち主に金を渡す映像まで提出されました。緑川は議員が息子の罪を隠蔽しようとしたと言及します。
明墨の敗北
事件の闇が暴かれ明墨は敗北しました。しかし赤峰は、明墨がなぜ加工された偽の映像を見せたのかわからずにいました。
そんな赤峰に事務所の仲間たちは、明墨が赤峰が担当した過去の富田の事件を傍聴していたことを伝えます。
明墨の真意を考えた赤峰は、彼の元で弁護士としてのやり方を見極めていく意思を固めました。
アンチヒーロー:3話「過去」の考察
アンチヒーロー3話では過去の経験から、被告人の犯行を決めつける赤峰とそれを批判する明墨の姿が描かれました。
ここでは明墨が映像を加工した真意と、そこから考えられる前回までの明墨の行動を考察します。
- 明墨が偽の映像を赤峰に見せた真意は?
- 2話で描かれた緋山は無罪か?
明墨が映像を加工した真意は?
明墨が加工した映像を赤峰に見せたのは、未熟な赤峰を鍛えるためです。
3話で赤峰は過去の事件への個人的な思いから、富田が犯人という前提で行動していました。
実際はその通りでしたが、そんな赤峰の姿勢を明墨は厳しく批判しています。
だからこそ考えを改めさせ、過去の過ちを繰り返させないために偽の映像を使ってまで赤峰に思い込みの持つ危険性を提示したと考えられます。
明墨の行動と緋山の無罪
敗北という方法を使い、第3話で明墨は権力を使って罪を隠蔽する親子の闇を暴きました。
2話でも明墨は被告人の緋山の無罪を勝ち取る中で検察が行っていた不正を暴いています。
明墨は常に事件の背後にある大きな闇を追い詰めていますね。
この描写から、明墨の弁護の目的は事件の裏にあるさらに大きな闇を暴くことと考えられます。
緋山には事件の真犯人であるような描写がなされていました。
しかし第3話で明墨は本当に罪を犯した人間に対して、敗北という手段を使っても有罪にする一面を見せました。
これにのっとるなら、無罪になった緋山は本当に白だった可能性が出てきます。
あるいは語られていないものの、緋山には明墨が無罪にしてもいいと思った事情があったとも考えられます。
アンチヒーロー第3話で残った疑問
3話では明墨は元検事であったことが明らかになりました。そして第1話から登場した謎の受刑者「志水」という名前であると判明します。
その志水と明墨が対面する場面で3話は締めくくられました。
- 志水は明墨が検事時代に関係がある人物?
- 紗耶との関係は?
志水と明墨の関係性
志水と面会した明墨は「ようやくお会いできました」と発言しました。この台詞から、二人はかなりの時間会っていなかったことが分かります。
作中で事務所ができたのは5年前で、それ以前の明墨は検事であったことが語られています。
その直後に面会の場面が挿入されていることからも、志水は検事時代の明墨と関係があったと考えられますが3話で描かれたのはここまででした。
志水と紗耶の関係は?
明墨が世話する紗耶との関係がありそうな志水ですが、それについてもまだ明らかになっていません。
しかし志水が検事時代の明墨と関係のある人物なら、紗耶もまたその頃に明墨と知り合ったと考えることができます。
明墨がなぜ検事から弁護士に転身し、無罪を追求するようになったのか。
それが語られる時、三人の関係も明らかにされる可能性があります。
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まとめ
本記事では【アンチヒーロー】の第3話について考察やまとめを紹介しました。
- 赤峰は被告人の富田と因縁がある。
- 富田の犯行と決めつける赤峰と明墨は対立する。
- 証拠映像により明墨は敗北する。
- 赤峰は明墨が自分を鍛えようとしていると考える。
- 明墨は元検事で、謎の受刑者の名前が「志水」と判明。
この記事を読み【アンチヒーロー】に興味を持たれた方はぜひドラマをご覧ください。
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