【1971年】大阪入試問題流出事件の手口!坂本敏夫刑務官と犯人3人の現在は?

1971年大阪国立大学入試問題流出事件がありました。

別名大阪刑務所入試問題流出事件ともいわれており、当時の刑務官である坂本敏夫さんは各所でインタビューに答えられています。

おそらく現在この事件を詳しくご存じの方はいないでしょう。
そこで今回は、何だコレミステリーでも放送された1971年大阪大学入試問題流出事件についてわかりやすく徹底解説していきます!

この記事でわかる事!
  • 大阪国立大学入試問題流出事件とは?
  • 大阪国立大学入試問題流出の手口は?
  • 坂本敏夫刑務官の当時状況
  • 坂本敏夫刑務官の現在は?
  • 大阪国立大学入試問題流出の犯人3人!

以上について徹底解説していきます。

目次

大阪国立大学入試問題流出事件とは?

まず大阪国立大学入試問題流出事件は大阪国立大学医学部の入試問題流出事件です。以下に内容を簡潔にまとめたので参考にしてみてください。
真相は複数ありますが今のところはっきりわかっていません。

大阪国立大学入試問題流出事件とは
  • 1971年3月に大阪刑務所で発覚した。
  • 約3年に渡り行われていた。
  • 犯人は3人看守部長・囚人・仮出所中だった。
    (2人が囚人・1人が仮出所との説もある)
  • 主犯格が収容されているとき残された囚人と病棟で同室だった。
  • 坂本敏夫は当時犯人たちの看守員だった。
  • 入試問題のコピーは刑務所内で行われていた。
  • 事件のはじまりは約1968年頃。
  • 問題の購入を勧誘する役のメンバーは7人いた。
  • 入試問題の相場
    1人800万~1200万
  • 決行の暗号は「そろそろガス工事にかかりたいんやが」だった。
  • 予備校生・講師・現役大学生で解答チームを作った。
  • 解答が出た後受験生をホテルで徹底的に一夜漬けさせた。
  • 不合格者は2割ほどいたが来年は半額でどうぞと言っていた。
  • 合計2億3000万円が動いた。
  • 主犯は1億4389万受けとり残りを関係者で分けた。
    (当時の大卒初任給は3万1000円)

入試問題の流出が発覚したきっかけは数か月前に起きた殺人事件だったようです。その被害者を捜査したところこの事件が判明したとのことです。


大阪国立大学入試問題流出の手口は?

当初の実行犯は途中で出所しており、その後は引き継ぎ役を見つけている。
流出手口の詳細は多数あるようでいまだ不明です。
侵入したと通報したのはタクシーの運転手で、高さ5.5mの外壁に梯子がかかっていることで判明した。

ですが、実行犯出所後の手口について実際犯人の看守であった坂本敏夫の言葉とメディアを比較します。

メディア坂本敏夫坂本敏夫の根拠


バレーボールを塀外に飛ばした


不可能と断定
バレーボールの中に詰めるなら空気が抜け飛ばない
ソフトボールしか塀外に飛ばない
バレーは受刑者に人気がなかった
パスする程度なので高さ5.5m飛ばない
刑務官が塀の上に数名いる
受刑者が塀から1m範囲に入ると注意される
犯人は囚人2人・仮出所中の1人囚人・仮出所中・看守上記の理由から内通者がいないと無理なので
1人は囚人と言っている

このようにメディアと看守であった坂本敏夫の意見は食い違っています。真実は未だ分かりませんがほんとのところはどうなんでしょうね。

当初の実行犯が出所後の流出手口
  • 当初の実行犯が引き継ぎ役を見つけた。
  • 引き継ぎ役は46工場の製本受刑者。
  • しかし引継ぎ者もすぐ出所した。

なので関係者全員が出所後は、当初の実行犯の1人が1月15日に塀を登って盗みに入った
その後侵入者がいると捜索している看守の目を盗み肥料に使う乾燥雑草の中に潜り20時間以上身じろぎせず隠れた。

坂本敏夫刑務官の当時状況

坂本敏夫の当時の状況は時系列が前後するためかなりややこしいものになりますが、できるだけ簡潔にまとめていきます。

坂本敏夫刑務官の当時状況
  • 犯人が侵入したのを知ったきっかけ
    ・1971年1月15日午前2時過ぎに刑務官官舎の玄関ドアがたたかれ起きた
  • 保安本部の伝令で4区に迎との指示を受けた
  • 犯人が刑務所内にいるときは犯人同士の接点を解明していた。
  • 犯人進入時血眼になって捜索していた。
  • 印刷工場だけは問題印刷期間なので立ち入れなかった。
  • 流出事件があったことや詳細はニュースで知った。
  • 外にヘリが飛んでいた。

タクシー運転手からの通報で捜索することになったようですが、まさか乾燥雑草の中にいるとは思いませんよね。

坂本敏夫刑務官の現在は?

現在77歳でノンフィクション作家として著作やドラマ監修などしている。

現在27本の著作をされており、相棒9の15話など2本ドラマ監修・1っ本の映画に出演されています。

ノンフィクション著作は看守時にあったことを書いているようで、刑務所とワードが入る著作がほとんどです。

なかなか知る事の出来ない刑務所内のことを知りたいと思ったら坂本さんの本を読むといろいろ知れそうですね。

大阪国立大学入試問題流出の犯人3人!

主犯格であった1人は最後に流出させた後殺害された。
残りの2人は主犯格殺害容疑で逮捕された。
名前もわかっていない。

最終的に主犯格となった流出の提案者は1971年1月30日に亡くなったと報道された。理由は多額のお金をもらっていたからではないかと言われていますが、犯人も含め真実はわかっていないようです。

そして残りの2人の素性もわかっておらず現在どうしているのかもわかっていません。

まとめ

【1971年】大阪入試問題流出事件の手口や坂本敏夫刑務官と犯人3人の現在
  • 大阪国立大学入試問題流出事件は大阪国立大学医学部の入試問題流出事件
  • 真相は複数ありますが手口に関して今のところはっきりわかっていません。
  • 大阪入試問題流出事件の細かい詳細
  • 大阪国立大学入試問題流出の手口は時代によって違う
  • 事件発覚のきっかけは主犯の1人が塀外から侵入した
  • その後肥料に使う乾燥雑草の中に潜り20時間以上身じろぎせず隠れた
  • 坂本敏夫刑務官の当時状況は血眼で捜索していた
  • 流出事件があったことは報道で知った
  • 現在77歳でノンフィクション作家として著作やドラマ監修などしている
  • 大阪国立大学入試問題流出の犯人3人のその後と現在
    主犯格であった1人は最後に流出させた後殺害された
    残りの2人は主犯格殺害容疑で逮捕された
    名前もわかっていない

以上になります。

侵入から問題流出の事実を知るまで時系列が混在するところもあり、亡くなる事件も絡んでいるのでかなり複雑な事件だと感じました。

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