今年の「世にも奇妙な物語2023」が2023年6月17日に放送されることになりました!
そこで、放送される「視線」のネタバレや原作は何なのか?話の結末や考察をしてみることにしました。
- 「視線」の原作は?
- 「視線」のネタバレは?
- 「視線」の結末は?
- 「視線」のキャストは?
- キャストのコメントは?
今回は『世にも奇妙な物語』で放送される「視線」について調べます。
「視線」の原作は?
「視線」の原作はないようです。演出家などを中心に、スタッフで作り出した作品となります。
脚本をエバラコウキさんが担当しています。
エバラコウキさんの過去の作品は調べても今回の「視線」しか出てこなかったため、これが初のテレビドラマ脚本なのかもしれません。
「視線」のネタバレと結末は?
主人公の杏奈には幼少期の時に亡くなった姉がいた。
母親は姉を可愛がり、杏奈は常に二の次だった。
杏奈は母親から見てもらえないというコンプレックスを持ちながら大学生になり、
偶然購入した目薬によって人から注目されるようになる。
目薬を使って視線が集まる
大学4年の新谷杏奈は、普段通りに授業を受けていました。
杏奈は授業中に1滴の目薬をさすと、少し離れたところにいる学生が、杏奈のことを真剣な眼差しで見つめてきていることに気づきました。
杏奈は怖くなり、友人に話しかけようとして振り返ると、教室中の学生が杏奈を見つめていました。
外に出ても、誰もが杏奈を見つめてきます。
電車でも同じです。
翌日も同じようにクラスメートがみんな杏奈を見つめてくるので、杏奈は誰かと目が合わないように俯いていました。
目薬を使うことで視線を独り占めできる
しかし、4年の城琢磨だけは杏奈を見ていませんでした。
二人はインターネットで購入した同じ目薬を利用しており、目薬を使っている者同士は目線が気にならないようだ。
この目薬の裏には「人の視線を集められる」と書いてある。
城琢磨はこの効果が3時間で切れることを杏奈に伝えた。
母親との再会
自宅に帰ると母親は未だに杏奈に目を合わせようとしない。
それがどこかコンプレックスで苦しかった。
そして、その目薬を使って母親の視線を自分に向けると、幼少期のコンプレックスがどんどん解消されてくることに杏奈は気が付く。
次第に杏奈は人から注目されることへの快感を得ていくのだ。
目薬がなくなる
城琢磨は目薬がなくなり、インターネットを探しても販売していない。
彼は杏奈に目薬を譲ってほしいと頼むが杏奈も拒否していた。
城琢磨はかなりの目薬中毒で人から注目されないという恐怖心で押しつぶされていたのだ。
そんな中、杏奈は母親との食事の時に、目薬を差そうとすると、
カバンの中で目薬が破損してることに気が付く。
これで「母親はもう自分を見てくれない」という大きな恐怖心が彼女を襲ってきた。
しかし、恐る恐る振り返ると母親は目薬なしで娘をしっかりと見つめていた!
母親の告白
母親は娘を失ったあと、杏奈に対して辛く当たってしまった。
昔から、母親もそれがコンプレックスとなり、娘と目を合わせることが怖かった。
しかし、杏奈が目薬を使って母親と視線を合わせたことによって、
母親は杏奈が許してくれていると思うようになり目薬なしでも再び顔をお互い見ることができるようになった。
視線を集める恐怖
落ち着いたある日、杏奈は1つの事件に巻き込まれる。
目薬を差していないのに周りの人からずっと見つめられていたので。
驚いた杏奈は後ろを振り向くと、城琢磨が刃物をもって杏奈を拘束した。
そう、その視線は偽りのものではなく、本物の視線だった…
物語はここで終了しました。
「視線」のキャストは?
- 新谷杏奈:池田エライザ
- 城 琢磨:醍醐虎汰朗
- 新谷さよ子:宮村優子
主演の池田イライザさんは、「上京した高校時代、レンタルして一人で見ることもあったほどとても好きなシリーズ」と、以前から世にも奇妙な物語のファンだったことを明かしています。
演出の松木創さんは、池田さんの母親役で登場した宮村優子さんと一緒に仕事ができたことが嬉しかったと話していました。宮村さんはアニメの声優をされていた方ですね。
それでは、キャストやスタッフの話を紹介します。
キャストのコメントは?
「視線」に出演する池田イレイザさんや演出家の松木創さんのコメントが届いてるのでご紹介します!
池田イライザのコメント
「世にも奇妙な物語」への出演が決まったときの感想をこのように発表しています。
いつも楽しみに見ていた番組に参加できるということがとても光栄です。
上京した高校時代、レンタルして一人で見ることもあったほど、とても好きなシリーズでした。
「世にも奇妙な物語」の主人公として選んでいただけたからには、
作品の中で迷子になってしまうほどのめり込んでしまおうという心づもりです。
ttps://natalie.mu/eiga/
また、台本を読んだ感想をこのように紹介していました。
登場するすべての方々と協力せねば成り立たないという難易度に、とてもひかれました。
すべての視線が集まる中で、人間がどういう心理状況に陥るのか考える時間はとても面白かったです。
ttps://natalie.mu/eiga/
視聴者へのメッセージ
さまざまな作品が立て続けで放送されるこの番組の中で“視線”という作品は、とても人間の深層心理に訴えかける役目があったと感じています。楽しみつつ、“もし自分だったら…?”と考えながら見ていただけたら、より楽しんでいただけると思います。お楽しみに!
ttps://natalie.mu/eiga/
演出家:松木創のコメント
普段は、通行人役のエキストラさんが主役を見てしまうと撮り直しになるのですが、今作は全員が一瞬足りとも主役から目を離しちゃいけないという、まさに“奇妙な”現場で、なかなか大変でしたが、見たことの無い映像を実現できたと思います。
池田エライザさんは映像演出もなさっていて、監督と役者の両方の気持ちが分かる人なので、撮影中も高いレベルでのディスカッションができ、楽しかったですね。「世にも奇妙」ホラー担当の私にしては珍しく感動シーンがあるのですが、計算された見事なお芝居でした。
極私的には、宮村優子さんとご一緒できたのが、ちょっと夢がかなった気分でしたね。なにせあのアニメの長いファンなので。
https://natalie.mu/eiga/news/525298
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まとめ
今回は『世にも奇妙な物語』の「視線」という作品について調べました。
- 池田イライザが主演の、女子大生が人々の強い視線を受けるというサイコホラー。
- 池田イライザは以前から世にも奇妙な物語のファンだった。
- 宮村優子はアニメ声優を以前していて、演出家の松木創は共演できてよかったと言っている。
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