2023年3月14日の「ザ!世界仰天ニュース」で、日本の重大ニューススペシャルとして、日航羽田沖墜落事故が取り上げられます。
日航機羽田沖墜落事故と言われ、片桐清二機長が飛行中に精神的な病気のためパニックになって起こした大事故です。
今回は、日航機羽田沖墜落事故の片桐清二機長は現在どうなったのか、そして、片桐機長の姉や娘さんなど家族についても確認していくことにします!
- 日航羽田沖墜落事故とは?
- 何故事故機は逆噴射について
- 片桐清二機長の現在
- 片桐清二機長の姉や娘の現在
- 石川幸史副操縦士について
今回は羽田沖で墜落事故を起こした日航機がなぜ逆噴射したのかを含めて機長の現在を確認したいと思います。
日航羽田沖墜落事故とは?
便名:日本航空350便
発生日時:1982年(昭和57年)2月9日
機体:ダグラスDC8-61
起きた場所:羽田空港沖
乗客乗員数:174人
死亡者:24人
負傷者:149人(95人が重症)
日航羽田沖墜落事故は1982年に福岡空港から羽田空港飛行する定期便で発生した事故です!
当時機長を担当したのが片桐清二さん35歳です。
片桐清二機長の操縦ミスによって日航羽田沖墜落事件は発生したとされています!
凄い大きい事故だったんだよね💦
この事故は乗客・乗員174名のうち24名が亡くなられ95名が重傷を負いました。
また、亡くなった人は前から11列目までに座っていた乗客がほとんどで、
死因は頭部外傷のため14人、溺水のため5人まで確認されています。
片桐機長に何があったのか・・・?
片桐清二機長は後に、
妄想性統合失調症と診断されています。
この病気により、被害妄想と脅迫概念から機体を意図的に墜落させたと見られています。
何で病気を患ってるのに操縦してるの?
実はかなり前から精神的に異常が見られていました。
日本航空も機長を精神科を通院させ休みも与えていました。
復帰後は副操縦士として様子を見ていましたが、「抑うつ状態」の診断の再検査を受け、
医師が機長として乗務しても問題はない、と書面にしたため、機長に復帰したところでした。
しかし、家族の判断は違っていました。
残念ながら身近にいる家族は片桐機長の体調は回復していないと思っていたようです。
この状況から、片桐清二機長は復帰させられたというのは非常に可哀想ですね。
昔は今と違って仕事を簡単に休む事が出来ない時代でしたし、
会社も機長として抜擢するほど優れた人材だった事が良く分かります。
片桐清二機長の事故後は?
事故後はいったどうなったのか?
- 片桐機長は業務上過失致死罪で逮捕
- 精神観点を実施
- 妄想性統合失調症と診断
- 心神喪失状態だったと判断され不起訴処分
事故後、片桐清二機長は業務上過失致死罪で逮捕されました。
しかし、彼は明らかに精神状態がおかしかった事がCVR(コクピットボイスレコーダー)の副操縦士の音声からも確認されていました。
精神鑑定の結果、妄想性統合失調症と診断されました。
その結果、心神喪失の状態であったと判断され、不起訴処分となり、精神衛生法により都立松沢病院に措置入院となりました。
医師はどうしてOKをだしたのか?
本人も家族もおかしいと思って精神科に通っていました。
しかし、医者は片桐清二機長の症状を『鬱』と判断したようです。
この結果、片桐機長は統合失調症の治療を受けることができませんでした。
医師が機長に戻しても大丈夫と判断した事から、
日本航空も機長への復帰を承諾しており、この経緯を考えると、医師の誤診のようにも感じます。
医師はお咎めなしなのか・・・?
医師の判断ミスによって人命が奪われたといっても過言ではないこの事件。
医師が何も罪を問われなかったのには驚きです。
1980年代前半は、現在みたいに精神疾患に関してあまり詳しい治療法や診断方法が無かったのかもしれませんね。
片桐清二機長はなぜ逆噴射したのか?
片桐清二機長の妄想によって、意図しない逆噴射制御が行われた!
上記に説明した通り、片桐清二機長は当時精神疾患を患っていました。
いったいどんな妄想をしていたのか・・・?
『ソ連が日本を破壊するために二分にさせて戦闘をさせている』
『敵に捕まって残忍に殺されるよりは自分から先に死んだ方が良い』
つまり、妄想の中で片桐清二機長は自殺しようとして逆噴射をした事になります!
そして事故を起こした日には、
頭の中で『お前も死ね』と誰かがささやく声が聞こえたといいます。
この状況から、操縦を手動操作に切り替え、
操縦桿を押し込んだことから逆噴射が起こりました。
すぐに副操縦士が止めたけれども、数秒の異常操縦で機体はすぐに羽田沖に墜落しました。
片桐清二機長の現在は?
- 名前:片桐清二
- 年齢:76歳(2023年3月現在)
- 生年月日:不明
- 家族構成:妻、姉、娘がいる
片桐清二さんは現在神奈川県の葉山に在住しており奥さんと過ごしています!
たまに妻とコンサートに行ったりするが、ほぼいつも家にいて唯一の趣味だった釣りも行かなくなったようです。
事故後は妻が働いていて生計を立てていたようですね。
その後、この夫婦に関してはほとんど情報が無く、存命なのかも確認できておりません。
片桐清二の姉の現在は?
片桐清二さんの姉は千鶴子さんといい、事故後に本を執筆されました。
『幻の滑走路―弟清二と羽田沖墜落事故(中央公論社)』
姉の情報に関してはほとんど公開されていません。
どうしているのか不明ですが、元気でいてほしいですね。
弟が76歳前後なので、80歳近くなっていると思われます。
片桐清二の娘の現在は?
娘の情報に関しては何も公開されていませ!
無関係だし一般人なのでさすがに公開されないでしょう。
これは想像になりますが、
娘さんは相当辛い思いをされてきたと思います。
週刊文春を始め、大手メディアも娘さんに関しては何も触れていません。
きっと、忘れられない出来事だと思いますが幸せな生活をしてくれている事を願っています。
石川幸史副操縦士の現在について
石川幸史副操縦士の現在についてはコチラにまとめています!
まとめ
今回は、日航の羽田沖墜落事故で当時の機長だった片桐清二が現在どうしているのか、家族はどうしているのか、またなぜ飛行機が逆噴射したのかについて調べました。
- 片桐清二は現在神奈川県の葉山に住んでおり76歳前後と見られる。
- 姉は弟の面倒を見ているという話もあるが、詳しくはわからない。
- 娘については全く情報がなくわからない。
- 片桐清二の年齢は76歳近い。
- 片桐清二機長は精神疾患を患っているにも関わらず、医師の診断で回復したと認定され機長に復帰となった。
- 逆噴射したのは、精神疾患の影響で妄想が発症し、操縦を手動に切り替え操縦桿を押し込んだといわれている。
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