2024年4月9日からTBS系の「火曜ドラマ」で【くるり~誰が私と恋をした】の放送が予定されています。
「くるり~誰が私と恋をした」では放送前から原作について注目が集まっています。
また、今回の作品では、一部から「指輪をはめたい」のパクリ疑惑が浮上しています。
今回は【くるり~誰が私と恋をした】の原作情報と、原作のパクリ疑惑がどのくらい可能性が高いのか検証してみたいと思います。
- 【誰が私と恋をした】の原作はあるのか?
- 【誰が私と恋をした】は「指輪をはめたい」と似ている?
- 【誰が私と恋をした】と「指輪をはめたい」の相似点
- 【誰が私と恋をした】はパクリ作品なのか?
【誰が私と恋をした】の原作はナシのオリジナルストーリー
【誰が私に恋をした】は原作のないオリジナルドラマ作品です
番組公式ホームページで、プロデューサーの八木亜未氏の放送前コメントに以下の一文がありました。
「もしも記憶を失い、自分を知る素敵な男性が現れたら…しかも次々と…」そんな妄想からこのドラマは始始まりました。
公式ホームページ八木亜未氏コメント冒頭
この「妄想」が「誰の」妄想かははっきりと書かれてはいませんが、普通に読めばプロデューサーご本人の妄想ととらえられるように思われます
そしてここに「妄想」から生まれたとある以上、原作が存在しないことは疑いありません。
脚本家は吉澤智子
「妄想」を脚本として形にしのが吉澤智子氏です。
- 企画:武田梓(編成)
- プロデューサー:八木亜未
- 脚本:吉澤智子
- 制作:大映テレビ/TBSテレビ
- 放送:TBS系列
この場合、設定とか考えたのってどっちなんだろう?
吉澤氏は原作付きドラマだけでなく「持続可能な恋ですか?」や「幸運な人」などのオリジナルドラマを手掛けた脚本家です。
【誰が私と恋をした】は「指輪をはめたい」と似ている?
【誰が私と恋をした】のパクリ元でないかと囁かれているのは「指輪をはめたい」という映画作品です
- 公開:2011年
- 原作:伊藤たかみ(2003年刊行)
- 監督/脚本:岩田ユキ
- 制作:キノフィルムズ
- 配給:ギャガ/キノフィルムズ
上映館は全国26か所。
原作とはメインの登場人物の名前とストーリーの基本設定以外はほとんど別物になるほどの大胆なアレンジが加えられています。
どこでも見られた映画ってわけじゃないんだね
ちなみに第24回東京国際映画祭の特別招待作品に選ばれています。
業界の人なら存在は知っていそう?
「誰が私と恋をした」と「指輪をはめたい」の相似点
【誰が私と恋をした】と「指輪をはめたい」の相似点は「記憶喪失」「指輪」「三人の候補」のキーワードでまとめられます。
わかりやすくするためにそれぞれを簡単にまとめてみました。
比較項目 | 誰が私と恋をした | 指輪をはめたい |
---|---|---|
主人公 | 女性 | 男性 |
記憶喪失 | 長期間記憶喪失 | 数時間記憶喪失 |
指輪 | プレゼント用で 購入したことは覚えている | 婚約指輪を 誰かに送る為に買った |
相手候補 | 主人公との関係を 主張する男性たち | 主人公が 三股をかけていた女性たち |
「記憶を失った主人公が、指輪を送ろうとしていた相手を特定するために、3人の候補と交流する」という部分に関してはどちらも違いはないように思われます。
ただ、主人公の性別や、失った記憶の範囲、候補者との関係性などにはかなり大きな違いがありそうです。
キーワードは同じでもストーリーは変わりそう?
【誰が私と恋をした】はパクリ作品なのか?
【誰が私と恋をした】と「指輪をはめたい」の基本設定はかなり似ています
「記憶を失った主人公が、指輪を送ろうとしていた相手を特定するために、3人の候補と交流する」という設定は、そこからさまざまに違う物語を膨らませることができそうな、魅力的な設定です。
もしかしたらプロデューサーや脚本家の中に「指輪をはめたい」へのリスペクトがある可能性もあります。
もし
リスペクトがあるならはっきりしといた方が良かったとは思う
ただこの設定の魅力は明らかに「様々な物語を膨らませることができる」ことですので、物語の全体像がそっくり、という事にはならないのではないかと思うのですが
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まとめ
- 【誰が私と恋をした】と「指輪をはめたい」の基本設定はかなり似ている
- 「指輪をはめたい」は原作と映画で大きく違う
- 【誰が私と恋をした】が「指輪をはめたい」と同じような物語になるかはわからない
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