ドラマVIVANTの考察がSNSで飛び交っている中、最近注目を集めているのが「F」という存在です。
「F」とはVIVANTの作中で乃木が2重人格であるもう1人の自分を何度かそう呼んでいる場面があり、何故「F」って呼んでいるんだろう、どういう関係なのかと話題になっています。
今回は、【VIVANT】で登場する乃木の二重人格「F」とは何なのか、正式名称や乃木本人との関係性などの疑問を徹底解説していきたいと思います。
- 【VIVANT】乃木の2重人格「F」について
- 【VIVANT】乃木の2重人格「F」の登場シーン
- 【VIVANT】主人格乃木と2重人格「F」の性格
- 【VIVANT】乃木の2重人格「F」との関係(正式名称考察有)
- 【VIVANT】二重人格「F」の略(正式名称考察有)
- 【VIVANT】乃木と2重人格「F」の共通の目的とは
【VIVANT】乃木の2重人格「F」とは?
「F」とはドラマ【VIVANT】の主人公である乃木が自分の2重人格に対して呼んでいる呼称のことを言います。
明確に自分の二重人格に対して「F」と読んだ場面は3話放送時点で2回です。
- 【VIVANT】3話の砂漠を乃木が歩いている時
- 【VIVANT】3話で日本の自宅にいる時
二重人格に対しては放送当初から、「本当に2重人格なのか」や「イマジナリーフレンド?」などと考察されていましたがこの人格の名前が発覚したのは第3話です。
①砂漠のシーンではもう1人の人格に対して乃木が「Fなのか?」と問いかけていました。
②自宅でのシーンでは専務長野との会食?後に「Fこの件が収まるまで出てこないでくれ」と話しかけると「F」は、自分を読んでいるのはお前だと言っていました。
この会話から思うのは、イマジナリーフレンド説は薄くなったかな?ということですが、そもそも違いってなんなんでしょうか?
二重人格とイマジナリーフレンドの定義
イマジナリーフレンド=架空の友達、2重人格=解離性同一性障害のことをいいます。
解離性同一性障害とは耐え難いストレスを心の防衛本能で別に普段の自分と隔離してしまうことです。
VIVANTの乃木の過去(夢)から察するに両親が銃で撃たれ、攫われるということが起きていますのでおそらく2重人格の可能性が高いと思われますね。
ただ今紹介した定義で言うと、これは普段の乃木と隔離されているって言えるのかという疑問が残ります・・・。
【VIVANT】乃木の2重人格Fの登場場面
日曜劇場【VIVANT】において乃木の二重人格「F」が登場したシーンは1~5話の全てで登場します。
ただこの「F」という存在は1話の野崎が乃木を盗聴していたことを打ち明けたときに、「1人でしゃべっている時があった」というように言っていました。
野崎は乃木が2重人格であるということを気づいていないようでしたのでしたが、あのシーン(CIAの友人に頼むことを相談していた時)は全て声に出していたということになります。
野崎は曖昧な言い方だったので正確には分かりませんが、あの時声に出ていたのは乃木の主人格だけのものなのかそれとも「F」の声も聞こえていたのかが謎です。
実際に2重人格やイマジナリーフレンドを持つ知り合いはいないので詳しくは分からないのですが、この両者のもう1人の声というものは第三者にはわからないものなのでしょうか。
ここは判断にちょっと困るところではありますね。
【VIVANT】主人格乃木と二重人格「F」との性格の違い
ここでは乃木と2重人格「F」の性格の違いを紹介します。
日曜劇場【VIVANT】を見ている方は分かると思うのですが、通常の乃木は温厚な性格で2重人格「F」はハキハキしてて口調が荒めという違いがあります。(一人称は僕と俺)
大使館に保護されたところから始まった第2話ですが、誤送金のことで巻き込まれたことを説明した時2人に笑われるという場面でのことです。
その時に乃木がキレた場面が「F」の方の人格のように感じましたが、すぐに平静を取り戻して「すみません」と誤っていました。
ここから分かることは何でしょうね・・・。
2重人格と呼んでいいのか怪しくなってきます。
振り返れば振り返るほどに疑問がわく主人公の乃木です。
【VIVANT】2重人格「F」の関係性と考察
【VIVANT】の主人公である乃木と乃木の2重人格「F」の関係はなんなのか、ここは現時点3話まででは明らかになっていません。
VIVANT3話で初めて「F」という名前であることが明らかになったばかりですからね。
そもそもなんでもう1つの人格の名前って「F」なんでしょうか?
何かを短縮した呼び方なのかな。
「F」というアルファベットが入る言葉を今まで作中で起きた出来事から考えると、イマジナリーフレンドのF?かなと思いましたが流石にそれは安直過ぎかなと思っていたのですがある単語が閃きました。
FATHER(父)の「F」では?と。
夢で乃木の父親が銃で撃たれて自分がさらわれるといった場面がありましたが、そこから乃木の中で父を作り出してしまったのでは、と。
2重人格「F」は「野崎が乃木に気があるのでは」や薫と病院で再開した時、野崎が気になるといった発言について「もう乗り換えたのか」と言った恋愛に関することを言っていましたがあれは父親視点的な考えだったのかもしれませんね。
そう考えるとちょっとしっくり来たりもします。
【VIVANT】二重人格「F」とは何の略か
先ほどVIVANTの主人公の乃木憂助の二重人格「F」についてFATHER(父)と言いましたが、別の可能性もありますので考察をさせていただきます。
5話終了時点でちょっと思ったのが「F」はFact(事実)という可能性です。
何故このFactだと思ったかというと、もしみんなが思っている乃木憂助のの主人格が実は違う可能性も出てきたからです。
先ほど二重人格とイマジナリーフレンドの定義を説明しましたが、嫌な記憶を隔離して人格を作りそこに移すのが二重人格というものなわけですね?
しかし乃木憂助(よく表に出てる方)は悪夢を見てうなされていました。
これはもしかするとこの夢を悪夢と感じる=過去の出来事と認識しているからではないでしょうか?
VIVANT視聴者や作中登場人物が認識している人格が作られた人格で、「F」Factの方が(事実)の方が乃木憂助がの主人格であることが事実であるという意味かもしれません。
この略の「F」が正しかった場合違う認識のもと、別班の一員の乃木憂助+「F」とテントのリーダーである父と戦う展開が予想され悲しい結末を迎えてしまうことになりますね。(これはノーゴン・ベキの目的が息子の乃木を探すためにテントという組織を作ったと仮定した場合です。)
【VIVANT】乃木の二重人格「F」から考える共通の目的
そしてその目的は「別班」としての任務であることが4話にて判明しました。
乃木と二重人格「F」は別班としての任務を全うするため仕事でも冴えないキャラを演じてきたというのは、ものすごいプロ意識を持っていますね。
両親が目の前で撃たれ攫われたことは衝撃的なことですから・・・。
でもあの時の組織ってそもそも何なんでしょうね。
色々考えているとこのようなことを言っている方を発見しました。
これなんですけどね、字幕の加工で分かりにくいのですがこの組織マークが存在するんですよ。
これについてはVIVANT本編で触れられていないんですが、この組織は今後作中で出てくるんでしょうか?
そしておそらく「F」という人格?イマジナリーフレンド?が生まれたのはこのあたりの時期だと思われます。
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まとめ
- 「F」は3話で判明した乃木の2重人格の呼称
- 2重人格とイマジナリーフレンドの定義を比べたが乃木がどちらに当てはまるのか何とも言えない
- 「F」の声は乃木以外の人には聞こえていないっぽい
- 「F」がFATHER(父)のFだとすれば乃木の共通の目的は復讐である可能性が高い
- 「F」がもしかすると乃木憂助の主人格なのかもしれない
- 「F」がFact(事実)であれば、それぞれの視点の事実で動くため高確率でテントのリーダーである父と戦うことになる
- まだ触れられていない乃木をさらった謎の組織はなんなのか未だに不明
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