この記事にはネタバレを含んでいます。
戦後の裁判官編に突入した【虎に翼】、よねも轟も生きていました。
気になる今後の展開についてネタバレしていきます!
実は米と轟はカフェ「燈台」に設立した轟法律事務所で、よねは助手を務めます。
詳しく知りたい人は読んでみてください。
- よねの今後は轟の助手
- 轟は「燈台」に法律事務所設立
- よねと轟の再会は?
- 戦災孤児問題に奮闘するよねと轟
- 梅子の相続問題にかかわる
- よねと寅子の関係が悪化した理由
- よねと轟の関係は?
これらについてみていきましょう。
よねの今後は轟の助手
更新された【虎に翼】裁判官編の相関図によねと轟の名前がなくて、心配していた人も多いと思いますが、よねも轟も生きていました。
轟は「燈台」に法律事務所設立
疎開先から寅子が帰って来た時、カフェ「燈台」は残っているのを見つけましたが、近くにいた人に、その店の人は空襲で亡くなったらしいと聞いていました。
増野は亡くなりましたが、よねは腕に火傷をおったものの無事でした。
轟、実質的なボスはよねだと、笑いを誘っています。
よねと轟の再会は?
花岡の死を告げる新聞を読んで泥酔して、道端で寝ている轟を見つけたよねは、轟が起きるまでけり続けます。
よねらしい起こし方ですね。
ずっとほしかったものだという新憲法、うれしそうじゃないなという轟に、戦争ではなく自分達の手で手に入れたかったというよねです。
よねの表情が柔らかいのは、新憲法のおかげか、戦争で多くのものを失った悲しみとあきらめなのか、話し方は変わらないと感じますが。
よねは、轟に「惚れてたんだろ。花岡に」と言い、びっくりしましたね。
カフェでいろいろ見ていたよねは、最後に花岡に会った時、そう感じたと言います。
自分の前では強がらなくていいというよね、腹が立ったのなら謝ると、とても優しいです。
自分でもよくわからないという轟ですが、花岡がいたから弁護士になろうと思ったし、轟の生きて行く指針となったのが花岡だったようです。
相手方の答えは求めないけど、轟の心にはずっと花岡がいたのですね。
クレジットに、ジェンダー・セクシャリティ考証という方もいて、しっかり考えて作られていることがわかります。
闇米を食べずに餓死するなんて、真面目で優しくて不器用が過ぎる花岡ならやりかねない、花岡らしいと、号泣する轟でした。
寅子と花岡と、そしてよねとも一緒に昼食を食べた場所で、思い出に浸っている轟でした。
なかなか言いだしにくそうにしながら、悔しそうに、自分は何者でもないから困っている人の力になれないと、一緒に法律事務所をやろうと誘うのでした。
どうせやることもないなら、人助けでもしろと、よねらしい毒舌で、握手の手を差し出します。
轟はびっくりして、ちょっと真剣に考えて、誘い方が回りくどいと言いつつ握手します。
よねは照れ隠し「黙れ。」と言い、忙しいからさっさと帰ると、いつものよねに戻ります。
轟も、その口の利き方なんとかならないのかと言いながら、花岡の座っていたベンチを見つめた後、帰っていきました。
よねのおかげで、花岡への気持ちを吐き出して泣いて、前を向くことができたのでしょう。
よねも、自分ではどうにもできなかった人達を、轟とともに助けて行くことができるとホッとしています。
さらに、試験合格への思いが強くなっていることでしょう。
戦災孤児問題に奮闘するよねと轟
寅子が戦災孤児たちについて視察に行ったことから、よねと轟に再会しました。
戦争で親を亡くした戦災孤児は、浮浪児と呼ばれていて、駅などにあふれて、社会問題となっていたのです。
上野にもたくさんの孤児たちがいて、よねと轟は炊き出しなどをして、子ども達の力になろうとしていました。
まさに燈台のように、孤児たちの心のよりどころとなっていたのが、カフェ「燈台」にある轟法律事務所でした。
よねと轟は、寅子たちに不満を爆発させました。
警察に補導されて施設に行ってもひどい目に合ったり、親戚宅で厄介者扱いされたりして、逃げてきて、保護されるのをいやがっていました。
子ども達を寝泊まりさせる施設が圧倒的に不足していました。
寅子たちの頑張りにより、状況は少しずつ変わっていき、よねや轟とも、助け合っていくようになります。
しかしこの問題の解決までは、20年近くかかったといいます。
広瀬すずさんがヒロインを演じた朝ドラ「なつぞら」は、そんな孤児となっていた兄妹が描かれていましたね。
梅子の相続問題にかかわる
梅子の夫徹夫が亡くなりましたが、徹夫の妾だったすみれが、財産は全部すみれにという遺言書を出してきたのです。
しかし、轟とよねの調査により、証人が偽装だということがわかり、遺言書は無効となりました。
これで一段落と思ったよねの思いは甘く、梅子の言ったとおり、そこからが大庭家の遺産争いの本当のはじまりでした。
長男がすべて相続するから、母や弟には相続を放棄しろと言います。
まさに以前の民法の長男1人の家督相続ですね。
長男は弁護士なのに、よねがあきれて、妻が三分の一で、残りの三分の二を3人の兄弟で分けると、法律どおりの話をしても、母に放棄を求める二男です。
梅子も放棄しないと言い、家庭裁判所に調停の申し立てをしました。
姑の常が長男徹太の嫁に世話されるのは嫌だと言い、三男と梅子に世話になりたいと言い出し、収まりそうになっていたのですが、すみれと三男の光三郎が良い仲になっていたことがわかました。
梅子は降参だと言い、すべてを放棄すると言います。
遺産も、嫁も、母であることも捨てると言うのです。
お互いに誰かのせいにして生きて行くのではなく、自分の人生を生きていきましょうと去る梅子に、よねは痛快そうにニヤッと笑っていました。
新しい民法もしっかり把握していた梅子は、この先も、法律を力に強く生きて行くことでしょう。
よねと寅子の関係が悪化した理由
寅子は、よねが自分が結婚妊娠で法律の世界から逃げ出したことを責めていると思っています。
しかし、よねの思いはもっと複雑だったでしょう。
寅子はやめることになった久保田や中山、試験も受けられなかった仲間たちの分まで頑張らなければと気負っていました。
そんな寅子に、「お前は1人じゃない」と言っていたよね、仲間として一緒に頑張って来たのに、妊娠したことを話してくれなかったことが悔しかったのだと思います。
先に話していれば、何か違った道があったかもしれません。
自分が試験に合格していないことも、どれだけ悔しく思ったことでしょう。
寅子の方はわだかまりなく話しかけているようですが、よねはかたくなでした。
でも、寅子の頑張りをよねは少しずつ認めてきているようです。
よねと轟の関係は?
結婚しないの?とみんな思っていました。
轟の花岡への思いを指摘したよね、よねと轟の間にあるのは友情ですね。
しかし、強い信頼で結ばれた仕事仲間という感じです。
よねは、虐げられてきた女性の地位をあげたいという強い思いや、これまでの経験から男性に対する嫌悪があります。
男装しているのは、決して男性になりたいわけではなく、女性を消さなければ自由に生きられないと思っていたからだと思われます。
男とか女とか関係なく、最強のバディになりそうですね。
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まとめ
【虎に翼】よねが戦後「燈台」で法律事務所設立した轟の助手を務める今後の展開をネタバレ解説します。
- よねは今後は轟の助手として働きます。
- 轟はカフェ「燈台」に法律事務所設立しました。
- 轟は戦争から戻った時に、上野でよねと再会しました。
- 当時社会問題となっていた戦災孤児問題に奮闘し、孤児たちを助けます。
- 大学の同級生だった梅子の夫が亡くなり、相続問題にかかわることにあんりました。
- よねと寅子の関係が悪化したのは、寅子が弁護士をやめる時に、妊娠を直接告げなかったことが大きいと思います。
- よねと轟の関係は信頼し合う仕事仲間問う感じですが、この先はどうなるのか楽しみです。
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