この記事は、今後のネタバレを含んでいます。
【虎に翼】ドラマ内に何組かカップルが登場していますね。
結婚相手や夫との今後の予想や、モデルはいるのか、ドラマと現実の違い等を徹底解説します。
- ヒロイン寅子と夫優三
- モデル三淵嘉子さんの夫の現実との違い
- 轟と山田よねの結婚の可能性は?
- 寅子の兄直道と親友花江の結婚
- 三淵嘉子の一番上の弟と結婚相手の現実は?
- 花岡と結婚相手はどうなった?
- 花岡のモデルと言われる山口良忠の結婚相手の現実は?
- 久保田の夫は婿養子だった!
- 久保田のモデルと言われる中田正子と結婚相手との違い
- 大庭梅子と夫は離婚している?
- 桜川涼子は結婚相手とうまくいったか?
これらについてみていきましょう。
ヒロイン寅子と夫優三
【虎に翼】のヒロイン寅子は、社会的地位のためと言って、書生としてずっと近くにいた優三と結婚しました。
実は優三はずっと寅子のことを思っていたのですが、寅子も結婚してから恋に落ちたのでした。
寅子は弁護士の仕事をやめて、生まれた娘の子育てに専念していたところで、優三に召集令状が届きます。
戦争が終わっても夫の優三はなかなか戻ってきませんが、実は、亡くなっていたことがわかるという、短い結婚生活でした。
寅子と優三の結婚についてはこちら↓↓
モデル三淵嘉子と夫の現実との違い
三淵嘉子さんの結婚を心配した父が、誰か気になる人はいないかと尋ね、夫となった和田芳夫さんの名前を挙げたことがきっかけでした。
ドラマは夫からのアプローチでしたが、現実は妻がきっかけを作りました。
現実の和田芳夫さんは、優三と同じように書生でしたが、法律家を目指して高等試験を受けてはいなくて、明治大学の夜学を卒業した後は、紡績会社に就職していました。
当時のお見合い結婚のようにすぐ結婚ということではなくて、交際が始まったということのようで、三淵嘉子さんが「なかなか結婚しようと言ってくれない」と愚痴を言っていたこともあったようです。
ドラマと違って、結婚後は2人でアパートで生活していましたが、子供が生まれた後は、戦争が厳しくなってきたこともあって、三淵嘉子さんの実家で生活するようになりました。
ドラマの優三は緊張するとお腹が痛くなっていましたが、現実の和田芳夫さんは肋膜炎を患ったことがあったので、召集は免れていました。
しかし、戦況が悪くなって、ついに和田芳夫さんも戦争に行くことになりました。
福島に疎開していた三淵嘉子さんには連絡が届かず、会うことができませんでした。
轟と山田よねの結婚の可能性は?
視聴者は、轟と山田よねの関係が気になっていますね。
2人が結婚する未来はあるのでしょうか。
ついに轟にも召集令状が届き、当時本当は禁句だった「死ぬなよ」というよねと、「俺を誰だと思ってる」と答える轟に涙しました。
2人は犬猿の仲だったのに、お互いを認め合うようになり、心が通い合うようになりました。
それは恋愛とはまた違う感情なのかと思いますが、今後変わっていくこともあるような気がします。
戦後、轟はよねが働いていたカフェ燈台の場所で弁護士事務所を開き、よねは助手をしています。
轟が復復員して時の上野で、腕にやけどをおったものの無事だったよねと再会しました。
轟とよねは、弁護の他に、戦災孤児たちを助けたいと活動しています。
轟は、親から結婚をせかされることはないようで、離れて住んでいて、長男ではなく家を継いでいる兄がいるのかと思ったのですが、太一という名前、一がついているから長男のようですね。
もしかしたら両親は亡くなっているのでしょうか?
よねは、結婚自体くだらないと言っていたし、男装もしています。
自分が結婚するとは全く考えていなそうです。
きっと轟は、よねの男装の本当の理由は知らないはずです。
よねは話さないだろうし、轟は無理には聞かないでしょう。
きっとそれなりの理由があると思っているので、よねに対して、女性扱いする言葉をかけることはしないと思います。
男装することで武装していたよねですが、男性になるという考えもまた差別のような気がして、でももはやよねはあれが普通になってしまっているのでしょうか。
性別にとらわれなくなった時、よねは解放されるのでしょうか。
はっきりとした年齢は分かりませんが、昭和24年頃には2人とも、30代半ばは過ぎていると思われます。
仕事のパートナーから、自然に、人生のパートナーになる日が来たらいいなと思います。
寅子の兄直道と親友花江の結婚
寅子の家に遊びに来ていた花江に一目ぼれした直道が、お見合いのきっかけだと思っていたら、実は先に花江が直道を気に入っていたのです。
寅子の忘れ物を女学校に届けん来た直道が、2階からバケツの水をかけられてしまいます。
それでも、「大丈夫。気にしないで」と去っていた姿を見て「この人のお嫁さんになろう」と決めたのだと言います。
そして、寅子から直道のことをいろいろ聞きだして、ひたすらお見合いの話がくるのを待っていました。
そうして結婚した2人はずっと仲良しでしたが、直道は戦死してしまいます。
寅子が戦後、司法省から裁判官へと仕事をしていくことができるのは、花江がいてくれるおかげでした。
三淵嘉子の一番上の弟と妻の現実は?
直道について、三淵嘉子さんの一番上の弟、武藤一郎さんと重なるところがあります。
戦死してしまうところ、現実でも兄弟の妻と子どもと一緒に福島に疎開したというところです。
三淵嘉子さんには兄はいませんが、弟が4人います。
武藤一郎さんは、横浜高等商業学校卒業後日立製作所に就職しました。
1944年に乗っていた富山丸が米軍の魚雷で沈没し、28歳で戦死しました。
ドラマでは兄なので、すでに子供が2人いますが、現実の妻の嘉根さんは第一子を妊娠中だったといいます。
ドラマの兄は「俺にはわかる」が口癖の明るい人ですが、現実の武藤一郎さんはしっかりしたまじめな方だったそうです。
妻については、特に情報はありません。
弟なので、三淵嘉子さんの親友が妻ということはないようです。
ドラマの兄夫婦は、オリジナルの部分が多いと思います。
花岡と結婚相手はどうなった?
寅子とよい感じだと思われていた花岡は、裁判官として赴任した故郷佐賀で出会った女性小高奈津子を結婚相手と紹介し、びっくりさせました。
轟と山田よねに責められて、寅子に「弁護士をあきらめて欲しい」とは言えないといい、轟の、「お前のやっていることは、猪爪も奈津子さんも侮辱する行為なんじゃないのか」が印象的でした。
正しすぎて、食糧管理法違反事件を担当していたことから、闇で調達した食品は食べず、配給のものも子ども達優先にしたために、栄養失調から病気になって亡くなってしまいます。
裁判官が餓死したと話題になります。
寅子はその少し前に偶然花岡と会い、持っていたチョコレートを渡そうとして、なりたい自分に反するとして断られます。
でも、お子さんにというと持って帰ってくれました。
花岡が亡くなった後、妻の奈津子が寅子を訪ねて、チョコレートのおかげで久しぶりに家族が笑顔になれたとお礼を言いました。
寅子のように優しく強い子の育ってほしいと、花岡も言っていたということです。
花岡は寅子のことを妻には何と言っていたのでしょう。
特別の関係とは言っていないのでしょうね。
女子学生とともに学んでいたこと、その中でも特にパワフルだったと、尊敬できる存在だったというぐらいでしょうか。
個展を開いた、花岡の妻の描いた絵を裁判所の有志が購入し、チョコレートを分けている大人の手とそれを受け取っている子供の手が描かれた絵を、発足した家庭裁判所に掲げます。
花岡悟の結婚についてはこちら↓↓
花岡のモデルと言われる山口良忠の妻の現実は?
闇のものを食べずに亡くなったという点については、山口良忠さんがモデルなのではないかと言われています。
現実の山口良忠さんの妻矩子さんは、もともと絵を描いていた方で、夫が亡くなった後はまた絵を描き続けていました。
久保田の夫は婿養子だった!
脚本家の吉田恵里香さんが教えてくれています。
夫の郷里鳥取に移り住むのは、戦争のせいで、疎開のようなものだったのですね。
弁護士はやめるという久保田ですが、鳥取で、周りの人達から相談を持ち掛けられているうちに、また始めようという気持ちなっていくのではないでしょうか。
久保田のモデルと言われる中田正子と結婚相手との違い
ドラマでは夫は出てきていませんが、中田正子さんの夫中田吉雄さんは、鳥取県議会議員から、参議院議員になっています。
中田正子さんは、旧姓田中ですので、婿養子ではありませんでした。
田中から中田、偶然とはいえ、おもしろいですね。
大庭梅子と夫は離婚している?
離婚したと思っていた梅子は離婚せずに、病気となった夫の世話をしていました。
その夫がなくなり、遺産相続で妾や姑ともめて、家庭裁判所に調停を申し出ます。
しかし、結局梅子は、相続を放棄します。
この先も、梅子を当てにしている家族に嫌気がさしたのです。
梅子の抜けた家族で助け合っていきなさいと、痛快なほどです。
この後、梅子はどうなるのでしょう。
きっと何か新しい挑戦があるに違いありません。
桜川涼子は結婚相手とうまくいったか?
家のためとはいえ、心が通じ合う、よい夫婦になっていればいいのですが。
信頼関係の築けていない夫婦なら、ケンカが絶えずに、別れてしまいそうです。
桜川涼子は夫と別れて自立する?
賢明な涼子は、英語の知識で通訳などして収入得ることは可能だと思います。
肩の荷をおろして、やりたい活動ができていたらすばらしいですね。
きっとドラマに再登場してくれるといにっているのですが、どんな形なのか、楽しみです。
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まとめ
【虎に翼】結婚相手や夫のモデルを、ドラマと現実の違いなど徹底解説しました。
- ヒロイン寅子の夫優三とモデル三淵嘉子さんの現実との違いは、高等試験は受けずサラリーマンだったこと、三淵嘉子さんきっかけの結婚だったことなどです。
- 轟と山田よねの結婚の可能性は、ゼロではないと思いましが、だいぶ年齢が上がった頃になると思います。
- 寅子の兄直道と親友花江の結婚はオリジナルの部分が多いですが、三淵嘉子さんの一番上の弟も戦死し、弟の妻と疎開しているのは同じです。
- 花岡の結婚相手は、花岡のモデルと言われる山口良忠の妻の現実と同じように絵を描いていました。
- 久保田の夫は婿養子だったっため、結婚しても久保田先輩でした。
- 久保田のモデルと言われる中田正子は、夫の結核療養のために鳥取に移住し、鳥取で弁護士事務所を開いて鳥取県弁護士会長も務めました。
- 弁護士はやめる取った久保田も、鳥取で再開すると思われます。
- 大庭梅子と夫は離婚できずに夫の看病をしていて、亡くなった後の遺産争いでもめて、すべて辞退すると決意をします。
- 桜川涼子は結婚相手とうまく言っているか心配です。
- 戦後、華族令廃止後は、肩の荷をおろしてやりたい活動ができていたらすばらしいですね。
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