この記事は今後のネタバレを含んでいます。
【虎に翼】家庭裁判所の準備に追われる寅子は、明律大学の仲間達と次々再会します。
母国朝鮮に帰っていた崔香淑とも再会できました。
家庭裁判所準備室の室長補佐の汐見圭と、妻の崔香淑(香子)の出会いと朝鮮での出来事をネタバレします。
この記事で分かること
- 汐見と香淑(香子)の出会いは?
- 朝鮮での出来事は?
- 香淑の現在は?
- 香淑と寅子の再会
- 香淑と寅子の過去の別れはどうだったか?
- 寅子と香淑はこれからどうなるか?
これらについてネタバレ解説します。
目次
汐見と香淑(香子)の出会いは?
家庭裁判所準備室長補佐の汐見圭と香淑(香子)は、朝鮮で出会い、結婚しました。
香淑の兄潤哲をとおして多岐川幸四郎と香淑が知り合い、学生に法律を教えていた多岐川は香淑に手伝いを頼みます。
汐見は、当時も多岐川の下で働いていたので、香淑と一緒に働くことになり、恋が芽生えたのです。
日本人と結婚したことで、周りは香淑に冷たかったと言います。
兄も、自分にひどい仕打ちした日本という国の人と、結婚して欲しくはなかったようです。
朝鮮での出来事は?
多岐川と汐見は、朝鮮の裁判所で働いていました。
香淑の兄潤哲は、労働争議を扇動したという容疑で逮捕されましたが、罪に問われることはありませんでした。
そこで多岐川が担当となりました。
いわれない罪で逮捕された潤哲を、正しい判断で無罪にしたのが多岐川だから、仲良くなり、香淑は明律大学の女子部で学んでいたことを話したのでしょう。
それを聞いた多岐川が、学生たちに法律を教えるための助手を香淑に頼んだということですね。
戦争が終わり、多岐川と汐見は日本に戻ることになったのですが、香淑も日本について来ました。
多岐川の教え子たちの力によって、なんとか、日本に帰ってくことができたのでした。
香淑の現在は?
汐見との結婚を機に香子という日本名を名乗るようにし、汐見とともに日本に来た香淑でしたが、日本でもいろいろいう人がいたために、家にこもるようになってしまったのです。
日本で、汐見と香淑は、多岐川の家に居候していました。
香淑は、お腹がふっくらしていて、妊娠5~6カ月と思われました。
本当ならしあわせいっぱいなはずなのに、悲しいですね。
香淑と寅子の再会
酔った汐見を送っていた家で、寅子と香淑は再会しましたが、香淑の方は、会いたくなかったようです。
見つめ合った後、ヒョンちゃんと呼びかけた寅子に、その名前は呼ばないで欲しいと言いました。
翌日、香淑が話してほしいというので、汐見は寅子にこれまでのことを話します。
自分のことは忘れて、誰にも話さずに、寅子は寅子の仕事を頑張って欲しいという伝言です。
なんとか香淑の力になりたいと思う寅子でしたが、日本に残る朝鮮人に対する偏見を正すことは難しいのでした。
香淑と寅子の過去の別れはどうだったか?
卒業後も高等試験のためみんなと勉強会を開いていたのですが、兄潤哲を思想犯と疑い、香淑も特高に目をつけられ、限界を感じて母国に帰る決意をしました。
女子部の募集中止に誰よりも怒っていたのが香淑でした。
土下座までする香淑にみな驚いていました。
来年誰かが合格すれば、募集を再開すると約束を取り付けたのでした。
この強い思いの裏に、試験が終わったら母国に帰ろうという思いが含まれていました。
もともと日本に留学していた兄潤哲が、女子部ができることを聞いて、香淑に法律を学ぶことを勧めたのです。
戦争がはじまり、特高に監視されるようになった兄は、朝鮮人の立場もどうなるかわからないから、一緒に帰国しようと言ったのですが、高等試験が終わるまではと思っていたのです。
帰るなら最後のタイミングと思われました。
素敵な思い出を作りたいと、女子部のみんなで海に行ったのですが、寒々しい海は、みんなが思っていたような素敵な場所ではありませんでした。
それでも、いつも思っていたのと違うと笑う仲間達でした。
そして、涼子は母国語での名前の呼び方を訪ね、「ヒャンちゃん」と呼ぶようになったのです。
寅子と香淑はこれからどうなるか?
寅子は、香淑も含めた、在日朝鮮人への差別問題に取り組んでいくのではないでしょうか。
簡単に乗り越えられる問題ではにかもしれませんが、寅子の思いが香淑に通じて、笑い合って懐かしい話もできる日がくるといいですね。
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まとめ
【虎に翼】汐見と香淑(香子)の出会いや朝鮮での出来事をネタバレ解説します。
- 汐見と香淑(香子)は、朝鮮で、香淑の兄潤哲が逮捕されたことで知り合います。
- 愛に潤哲は無実でしたが、香淑は、学生に法律を教える多岐川の手伝いをします。
- 多岐川の下で働く汐見と香淑に恋が芽生え、朝鮮で結婚します。
- 戦後、汐見と香淑は日本に戻り、香淑は日本名の香子と名乗り、多岐川の家に居候しています。
- 香淑は妊娠中で、寅子と再会がしますが、会いたくはなかったようです。
- 香淑は、女子部の存続を誰よりも願いながら母国に帰っていきました。
- 寅子と香淑をはじめとした朝鮮人差別の問題に取り組んでいくことでしょう。
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