この記事はこの先のネタバレを含んでいます。
【虎に翼】ドラマも後半に向かい、裁判官への道を歩み始めた寅子です。
寅子の再婚相手は、岡田将生さん演じる星航一ではないかと思われます。
史実ではどうだったのか、考察します。
この記事でわかること
- 【虎に翼】寅子の再婚相手は星航一?
- 史実の三淵嘉子さんの再婚相手は三淵乾太郎!
- ドラマの星航一との共通点
- 三淵嘉子と再婚相手・三淵乾太郎の出会いは?
- 三淵嘉子と三淵乾太郎の結婚生活は?
- 三淵乾太郎の経歴
これらについてみていきましょう。
目次
【虎に翼】寅子の再婚相手は星航一?
【虎に翼】ドラマ後半に登場する星航一役を演じることが発表されている岡田将生さんですが、寅子の再婚相手となるようです。
出演が決定した時の記事に、父親が法曹界の重鎮で、自身も裁判官となる、温和なのに笑顔の奥の本心は見せない人物と書かれています。
信念が寅子と通じ合うところがあるということなので、そこから心が通いあっていくのでしょうか。
どんな出会い方をするのか、楽しみです。
史実の三淵嘉子さんの再婚相手は三淵乾太郎!
史実の三淵嘉子さんの再婚相手は、三淵乾太郎(みぶちけんたろう)さんです。
1956年8月、三淵嘉子さんが41歳の時に、50歳の三淵乾太郎さんと再婚しました。
伊藤沙莉さんが実年齢30歳で41歳、岡田将生さんが実年齢34歳で50歳を演じるでしょうか。
実年齢34歳の岡田将生さんが50歳の役?と思う方もいると思いますが、実際に50歳の人が演じたのではヒロインの伊藤沙莉さんとの年齢差が開き過ぎて見えるための配役かなと思いますし、もしかしたらドラマではもう少し若い設定かもしれないですね。
ドラマの星航一との共通点
一番大きな共通点は、三淵乾太郎さんも星航一も、父親が初代最高裁判所長官だということです。
ドラマでは、星航一が登場するより前に、父親である初代最高裁判所長官星朋彦が登場しています。
父の星朋彦が、穂高教授から寅子の話を聞いて、気になって会いたがっていたような描写があります。
そして、自ら寅子に判事補兼事務官の辞令を渡します。
三淵嘉子と再婚相手・三淵乾太郎の出会いは?
三淵嘉子さんと三淵乾太郎さんの出会いのきっかけは、父の三淵忠彦さんといってよいでしょう。
三淵忠彦さんは、三淵嘉子さんが司法省で働いていたときに、話を聞いて会いたいと言ったそうです。
その後、三淵嘉子さんは、三淵忠彦さんの著書の制作を手伝っていました。
そんな縁があって、1950年、三淵嘉子さんがアメリカ視察に行っていた間に亡くなった三淵忠彦さんの弔問に自宅を訪れたのが、三淵嘉子と三淵乾太郎さんの初対面でした。
しかし、この時は三淵乾太郎さんの妻が健在でしたし、特に何もなかったと思われます。
1956年、三淵嘉子さんが名古屋地裁に勤務していた時に、知人に紹介されたようです。
三淵乾太郎さんの長女那珂さんが、名古屋まで見に行ったという話もあるので、再婚相手にどうかという形で誰かが紹介したのでしょう。
三淵乾太郎の方が、三淵嘉子さんに夢中だったらしいという話もあります。
しかし、妻が亡くなったのは前年1955年と1年しか経っていないのは、ちょっとびっくりですね。
三淵乾太郎さんの母が三淵嘉子さんを気に入ったということだったので、周りからの押しがあったのでしょうか。
三淵乾太郎さんは、史実のこの裁判に参加していたらしいので、ここで、寅子と顔を合わせていたかもしれません。
史実とドラマがごっちゃになってしまっていますね。すみません。
三淵嘉子と三淵乾太郎の結婚生活は?
三淵乾太郎さんには一男三女の子どもがいて、少し複雑な家庭ではあったようです。
三淵乾太郎さんの父三淵忠彦さんも再婚していて、17歳だった三淵乾太郎さんは、継母に反抗的だったといいますが、同じような道を選んだのは、心から反抗していたわけではなかったのでしょう。
三淵嘉子さんの息子の和田芳武さんは、父の三淵乾太郎さんとも仲良くやっていたということですが、苗字は和田から変えることはありませんでした。
これは、実父の和田の姓を消したくなかったことと、三淵乾太郎の長男への遠慮もあったのかと思います。
すでに結婚していた長女の那珂さんは、三淵嘉子さんのことを継母というより、父の連れ合いだと思っていたといいます。
三淵嘉子さんは、仕事ではしっかりした思慮深い方だったようですが、私生活では思ったことをすぐ口にし、自分の意見をとおす人だったようで、那珂さんは、何でもいいなりになっている父がもっと強くなればいいのにと思っていたということです。
実母の死からわずか1年での再婚となると、子どもの思いは複雑ですね。
夫婦の仲はよかったようです。
三淵嘉子さんも単身赴任することもあって、一緒に暮らす時間は長くなかったかもしれませんが、休日にはゴルフに行くなど楽しく時間を過ごしていました。
三淵乾太郎の経歴
- 名前:三淵乾太郎(みぶちけんたろう)
- 生年月日:1906年12月3日
- 出身地:東京都
- 出身校:東京帝国大学法学部
1930年に高等文官試験司法科に合格し、1931年東京帝大法学部卒業し、司法省に入省しました。
1932年東京地方裁判所予審判事、1935年東京民事地方裁判所判事になっています。
1942年には司法事務官となって、1944年には領事として北京へ行きました。
戦後は高等裁判所裁判官・最高裁判所調査官に着任しました。
甲府地方裁判所所長、浦和地方裁判所所長なども務めています。
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まとめ
【虎に翼】寅子の再婚相手は星航一なのか、史実はどうだったのか徹底考察しました。
- 【虎に翼】寅子の再婚相手は岡田将生さん演じる星航一だと思われます。
- 史実の三淵嘉子さんの再婚相手は三淵乾太郎さんです。
- ドラマの星航一との共通点は、どちらも父親が初代最高裁所長官というところです。
- 三淵嘉子と再婚相手・三淵乾太郎の出会いのきっかけは父三淵忠彦さんです。
- 三淵忠彦さんと三淵嘉子さんはともに仕事をしていました。
- 知人の紹介で結婚にいたりました。
- 三淵嘉子と三淵乾太郎の結婚生活は、三淵乾太郎さんに子どもが4人いたことなどから複雑でしたが、夫婦は仲が良かったようです。
- 三淵乾太郎さんは、1906年東京まれで、東京帝国大学法学部を卒業しています。
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