この記事は、この先のネタバレを含みます。
【虎に翼】寅子の結婚相手は、花岡ではなく優三です。
社会的地位を確立するために結婚したいと寅子が言ったことがきっかけの婚約でした。
気になる花岡との関係、モデル三淵嘉子さんとの結婚の違い等まとめました。
この記事で分かること
- 【虎に翼】寅子の結婚相手は優三!
- 寅子は社会的地位のため結婚したかった
- 優三は前から寅子が好きだった!
- 花岡とはどうなった?
- モデル三淵嘉子さんの結婚相手は?
これらについてみていきましょう。
目次
【虎に翼】寅子の結婚相手は優三!
寅子は、猪爪家の書生だった佐田優三と結婚します。
優三は、高等試験をあきらめて以降は、寅子の父の工場で住込みで働いていて、一緒に暮らしてはいませんでした。
時に優しく、時にユーモラスに、いつも近くにいた優三との結婚にはうなずく視聴者も多いと思います。
寅子は社会的地位のため結婚したかった
女性というだけで弁護士としての仕事がなかった寅子は、結婚することで社会的に信頼を得て、弁護の依頼につなげようと考え、両親に見合い相手を探してほしいと頼んだのです。
結婚が社会的地位の向上につながるというのは、なかなかピンとこないですね。
ドラマ「ウソ婚」で、結婚している人としか仕事をしないという社長のため、偽装結婚をする‥という話がありましたが、男性に限ってのことのように感じていましたが、女性も同じなのでしょうか。
人生経験が豊富ということで、弁護士としての信頼感につながるのかもしれませんね。
優三は前から寅子が好きだった!
寅子が見合い相手を探していると知った優三が名乗り出て、2人はすぐに婚約しました。
その時は、自分も社会的地位が欲しいと言った優三でしたが、本当はずっと寅子が好きだったのです。
結婚式は挙げずに写真だけを撮り、寅子の部屋で同居をスタートさせた日、初めてうちあけました。
寅子が本当に好きな人と結婚するなら応援したいと静かに見守っていたけれど、誰でもいいと言うならと手を挙げたのでした。
自分とではなく、心から愛する人とって、泣けてきます。
今までどおりの「書生の優三さん」でいいからと、1人でさっさと眠ってしまう、どこまで優しい人なのでしょう。
寅子にとって優三は、信頼できる家族で、恋愛とか結婚とかを考えるような存在ではなかったのでしょう。
婚約後は本当に仕事がくるようになっていました。
そんな中で、仕事で辛いことがあった日、自分の前だけでは肩の荷をおろして‥正しいままでいなくてもいいと優三に言われ、寅子は、結婚しているのに恋に落ちたのでした。
普通ならしばらく恋愛期間があって結婚となるのに、先に結婚して、それから恋愛をしたのですね。
花岡とはどうなった?
誰もがお似合いだと思っていた花岡と寅子でしたが、寅子が花岡に振られる形になってしまいました。
花岡が正式に裁判官になることが決まった日に、2人だけでお祝いをしました。
きっとプロポーズに違いないと周りが言い、寅子も期待していたはずですが、何もなく花岡は佐賀の赴任先に旅立ちました。
しばらくして東京で、よねや轟とともに寅子は花岡と再会しますが、花岡は隣にいる女性を婚約者と紹介します。
このことが寅子のお見合い相手を探してほしいということにつながるのですが、花岡は、妻には家にいて欲しいという思いがあり、でもそれを寅子に求めるわけにはいかないというのです。
これまでの寅子の努力も見ていて、やっとつかんだ弁護士の夢をあきらめてくれとはいえません。
妻は家にいて欲しい、という自分の価値観を変えることはできないのですね。
もしも花岡に、結婚して一緒に佐賀について来て欲しい、弁護士はやめてほしいと言われたら、寅子はどうしたのでしょうか。
そんなことを言ったら、寅子を苦しめるだけです。
かなり悩むことでしょう。
それでもたぶん、寅子は弁護士をやめないだろうし、辞めて着いて行ったとしてもきっと後悔することになるでしょう。
最初はいいかもしれないけれど、どうしてもあの時もしも‥という思いが沸き上がってくるでしょう。
花岡の決心は正しかったと思います。
寅子を悩ませずに花岡が悪者になって、それでよかったのではないでしょうか。
初恋の人とは結ばれずに、ずっと近くにいて人と結婚するのは朝ドラあるあるかな?梅ちゃん先生、舞いあがれ‥
モデル三淵嘉子さんの結婚相手は?
【虎に翼】のヒロイン寅子のモデルとなった三淵嘉子さんも、実家の書生だった和田芳夫さんと結婚しました。
男の子が1人誕生しますが、召集され戦地に行き病気になり、戦後、家に帰りつくことなく亡くなりました。
和田芳夫さんは体が弱くて、肋膜炎を患っていて、一度目の徴兵検査に落ちていました。
そんな和田芳夫さんにも召集令状が来るくらい、日本は追い詰められていたのかもしれないと思ってしまいます。
ドラマの優三と和田芳夫さん、書生というところは同じですが、違うところを紹介しまていきしょう。
和田芳夫とドラマの優三との違い
ドラマの優三は、寅子と同じ高等試験司法科を受験していましたが、和田芳夫さんは、明治大学を卒業後は普通に就職しました。
優しい性格というところは、ドラマと同じだったようです。
三淵嘉子さんの父の武藤貞雄さんが、娘の結婚を心配して、誰か思う人がいるかと尋ねた時に和田芳夫さんの名前を言ったことがきっかけでした。
ドラマでは優三が前から好きだったと言っていますが、実際は、三淵さんの方が夫となった和田芳夫さんを好きだったのですね。
もしかしたら言っていないだけで、相思相愛だったのかもしれないですね。
三淵さんは同僚に、なかなか結婚しようって言ってくれなかったと話していますので、ドラマのようにすぐに結婚とはならなかったようです。
三淵嘉子さんの夫や子供についての記事はこちらです。↓↓
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まとめ
【虎に翼】寅子の結婚相手は優三で、社会的地位の為の婚約だったことについてまとめました。
- 寅子の結婚相手は、猪爪家で書生をしていた佐田優三です。
- 社会的地位を得て、弁護士の仕事が増えるようにと、寅子は見合い相手を探します。
- そこに優三が名乗りでます。
- 実は優三は前から寅子のことが好きでしたが、心から愛する人と結婚して欲しいと思っていたのでした。
- 寅子は、結婚してから恋をして、仲の良い夫婦になります。
- いい感じだった花岡は、妻には家にいて欲しいと、別の人と結婚します。
- 弁護士の夢をかなえようとしている寅子に、家にいて欲しいとは言えませんでした。
- モデルとなった三淵嘉子さんも、実家の書生だった和田芳夫さんと結婚しましたが、和田芳夫さんは高等試験法科を受験はしていませんでした。
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